こんにちは。S&Tの上村です。最近色々なお客様とお話しするとやはりコロナの話題が必ず出ます。経営者の方とお話することも多いのですが、メディアで騒いでいるような状況ではなくて本当に皆さん前向きでたくましいなと感じることの方が多いです。経営者の方達を見ていると、政府はダメでもこの人たちがいれば日本はきっと大丈夫だと感じています。
昨日もこのコロナが落ち着けばめっちゃ儲かるのでその時はシャガールが欲しいなぁなんて言っている経営者の方がいて思わず笑っちゃいました。(笑)
実は普段はあまり言っていませんが、S&Tではシャガールも入手ルートがあり、結構貴重な作品が入手できるんですよ。もちろん本物です。
というわけで作家の紹介です。皆さんWayne Gonzales(ウェイン・ゴンザレス)という作家はご存知でしょうか?おそらく知らない方がほとんどだと思います。ということでまずは簡単なご紹介から。
【Wayne Gonzales(ウェイン・ゴンザレス)】
1957年アメリカルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ。
現在ニューヨーク在住。
ゴンザレスの丹念に描かれた絵画は、極めて写実的な描写を採用し写真と共同な記憶との関係を探っています。彼の作品は、新聞、雑誌、インターネット、彼自身の写真、またはウォーカーエヴァンスやチャールズシラーといった象徴的なアメリカのモダニストの写真を参照しています。ポストプロダクションを行う写真家をエミュレートする彼は、デジタル技術を駆使してソース画像をトリミング、編集、操作することで絵画を構成しています。彼の多くの作品は、セピア色のトーンまたは霞んだ色調に限定されており、完成した作品はそのソースの機械的で一時的な感じを強調しています。
彼の絵画の初期は、ゲルハルト・リヒターとアンディ・ウォーホルの写真ベースの政治作品と共通のベースを持っていますが、特に彼の場合、写真の真実の認識の変化を主張しています。
彼は光と陰の魅惑的な効果を生み出すために、様々な密度のブラシストロークを用いて表現します。この方法を取ることで、遠くから見た時に視覚的な明瞭さを表現しますが、実際に彼の絵画を間近で見た時にピクシレーションを連想させる連続した線の抽象的な集まりになります。
彼の作品は写真の偶発的で順応性のある側面を強調することで、ルポルタージュと正式な文書に関連する正確さと信頼性に疑問を投げかけています。
彼の作品は何をしているのか想像を掻き立てるような人混みの作品が代表的ですが、様々なメッセージが込められていて見るものを飽きさせません。また、その人混みが抽象画のようにも見えとても興味深いものがあります。
S&Tにも小さい作品ですが近日入荷予定です。
ご興味ある方は今が買い時ですよ。おススメです。\(^o^)/