こんにちは。S&Tの上村です。穏やかな天気が続くとホッとします。なんかまた週末大荒れの予報が出ていますが予報はずれないかなぁなんていつも思います。あまりありがたくない予報に限って当たるんですよね。😅

さて、ここ数年アートに関連する映画がかなり見受けられるような感じがします。今年もまたそんな映画が色々公開されますね。私が見たいなと思うのが4月に公開される『見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界』。

ヒルマ・アフ・クリントはカンディンスキーやモンドリアンより早く、独自の手法で抽象画を描きました。

ヒルマ・アフ・クリント(1862-1944)

2019年に行われたグッゲンハイム美術館の回顧展では、当時、同館史上最高となる約60万人の来場者数を記録し大きな話題を呼びました。

同時代の画家たちが新たな芸術作品を次々と発表するなか、彼女は自身の革新的な作品を世に出さず、自分の死後20年間は作品の公表を禁じてこの世を去りました。

謎でしょう。気になりますよね?

彼女の話を書くと長くなるので皆さんそれぞれ調べてみて下さい。💦

本日はそんな彼女の作品から。


The Ten Largest, No. 7., Adulthood, Group IV, 1907 / Hilma af Klint
Tempera on paper mounted on canvas
315 x 235 cm

ヒルマ・アフ・クリントは1862年スウェーデン生まれのアーティストです。彼女の絵は最初期の抽象絵画の一つとされています。「5人(de fem)」というグループに属し、図形にも似たその絵は複雑な哲学的思考を描写したものでした。

この作品は映画のポスターにもなっている作品です。

やはり最大の謎はなぜ死後20年間は作品の公表を禁じたのか。あまりにも早すぎる作品を作る彼女には未来が見えていたとでもいうのでしょうか?

何度も言いますが気になります。(笑)

あまりご存じない方はしっかり彼女の予習をしてから映画を見るとより楽しめるかもしれませんね。おススメです。