こんにちは。S&Tの上村です。昨日お正月番組の撮影をしてきました。米沢の気まぐれ美術館など中々普段では見ることのできないところも撮影させてもらいましたのでお楽しみに。詳細の写真は放送まで出さないでおきますね。
撮影何日かでやったのですが、素人の私は撮影の途中で髪を切りそうになって注意されちゃいました。（笑）
一体どんな番組になるんでしょうね。楽しみです。🤗
初回は1月1日の放送予定のようですのでローカル番組が見られる方はぜひ。詳細の日程は分かり次第お知らせしますね。
かなりゆる〜い感じなのでお叱りを受けるかもしれませんが。😅
私がなぜ最近テレビに出るようにしたかというとこれには理由があるんです。何年も田舎でアートディーラーをしていますがアートに対しての認識が間違っていたり、受け入れる土壌がないことを痛切に感じていました。そこに知ったかぶりをするエセ識者が専門家として権威を奮っていたりととにかく惨憺たる状況に唖然としていました。これは何とかせねばと思いイベントなど開催してきたわけですがそれは本当に微々たるもので思うようにはいっていないのが現状でした。そこに最近色々テレビのお話が来たというわけです。
初めはイヤイヤでしたがこれがアートの啓蒙活動の一つになればと思い出演するようにしたのです。よく営業活動の一つだと思っている方いらっしゃいますが、実際にはそれで販売されたということは一切ないんですよね。売れたらさらに嬉しいのですが。（笑）
どこまで影響が広がるのかは分かりませんが腐ってもテレビの力はまだまだ大きいんだろうと思います。これで微力ながら本当の藝術を理解してくれる人が増えてくれればいいなと期待しています。
じゃないと〇〇会とかが未来永劫田舎では『これが藝術でございます』と力を持ち続けるんだろうと思うとうんざりです。😓
とはいえ私もかなり胡散臭いですが。（笑）
知っていただくには地道な活動と実績を積み重ねるしかないのでこれからも頑張りたいと思います。🤗
そんな話もしにS&Tへいらっしゃって下さいね。
さて、年末なので今年の高額で販売されたアート作品など発表されていますね。今年はロックダウン前の日常を取り戻したとしてかなりアート界も盛り上がっていました。2020年のロックダウン後は1億ドルをこえるロットはありませんでしたが今年は本当にすごかった。少しだけ掲載しておきますね。１位は日本でもさすがに話題になったあの人ですよ。
5位 ポール・ゴーギャン、マテルニテ2世、1899年
105,730,000ドル（約138億円）
これはオークションで販売されたフランスのアーティストによる最も高価な作品になりました。
4位 フィンセント・ファン・ゴッホ
『ヴェルジェ・アヴェック・シプレス,1888年』
117,180,000ドル（約154億円）
30年位以上更新されなかったゴッホの作品の記録を塗り替え、彼の作品で最も高額な作品となりました。
3位 ポール・セザンヌ
『ラ・モンターニュ・サント=ヴィクトワール,1888-90年』
137,790,000ドル（約180億円）
2001年のオークションで出品されたこの作品は当時3,850万ドル（約50億円）で売却されました。その3倍以上の落札価格となっています。
2位 ジョルジュ・スーラ, 『Les Poseuses, Ensemble (Petite version), 1888』
149,240,000ドル（約196億円）
この作品は、スーラの最も有名な作品、ラ・グランデ・ジャッテ島の日曜日の午後(Un dimanche d’été à l’Île de La Grande Jatte)(1884年)を参照しています。スーラが点描画風を多用したことと、『日曜日の午後』だけでなく、フィラデルフィアのバーンズ財団にある『モデル（ポーズ）』（1886-88年）の拡大版など、美術館が所蔵するスーラの名作との関連が、この作品の飛躍的な結果につながったと思われるそうです。
1位 アンディ・ウォーホル『ショット・セージ・ブルー・マリリン,1964年』
195,000,000ドル（約250億円）
今年5月のクリスティーズニューヨークのセールで達成されたこの驚異的な1億9500万ドルの結果で、オークションで最も高価なロットでアメリカのアーティストのタイトルを取り戻しました。オークションで販売する2番目に高価な作品になりました。
１位だけずば抜けた金額なので日本でも取り上げられたんでしょうかね。それ以外はほとんどニュースになることはありませんでしたね。ニュースはバンクシーとウォーホルの話題ばかり。それが日本のアートに対する意識を物語っているような気がします。💧
それにしても凄かった2022年のアート界。来年は一体どんなことになっちゃうんでしょうか。ワクワクです。
それでは皆さん本日も良い1日を。
