こんにちは。S&Tの上村です。昨夜の地震すごかったですね。びっくりしました。みなさんご無事でしょうか?
さて、先日久しぶりに『美術手帖』を買って読んでみました。そしたらなんとToyin Ojih Odutolaの話題が!
以前からウチでもこの作家は良いということで注目していた作家だったので嬉しかったと同時にちょっと驚きました。しかし、海外でのエキジビションの話題でしたが。
この作家S&Tでもお取り扱いしようと何年か前に探したのですが、世界ではその頃から作品がすでにありませんでした。😅
せめて版画でもと思ったのですが、それもほぼ見つからなくてあっても結構なお値段。なのでほぼお取り扱いは諦めていました。見つかったらお客様にご紹介しようと思っていた作家なんです。
実はこの作家の版画ですが、1点だけ内緒にして隠し持っているものがあるんです。ふふふ。😁
ただし、この人だけの作品ではなくてさまざまな作家の版画のセットの中の1枚です。
しかし、この作品も侮れなくて先日このセットの中にある作品がバラで海外のオークションに出ていました。注目しているとToyin Ojih Odutolaの作品だけでセットの価格を遥かに上回っていました。😲
このセットももう市場には出ていないので今後どのくらいになっちゃうのか。
ご興味ある方にはお見せしますが、販売するかどうかは現在検討中です。
ただやはりそのセットの中ではToyinの作品は別格に光り輝いているんですね。彼女の作品は一度見ると忘れられません。
中々お目にかかる機会がありませんが機会があればぜひ。手に入るなら持っておいた方が良いですよ。価格はだいぶすると思いますが。😅
というわけで本日の1品はToyin Ojih Odutolaの作品です。
Toyin Ojih Odutolaは1985年ナイジェリア生まれの作家です。彼女は独特な肌のマークメイキングをした人物を描くことで知られています。彼女の作品は単純に黒人を表現することではなく、ブラックをブラックと認識する差別を考え直すべきではないかと訴えかけます。
非常に惹きつけられれる作品が多いです。何度も言いますが手に入るなら買った方が良いですよ。