こんにちは。S&Tの上村です。山形も例外なくコロナ感染が広がっています。ますます海外旅行も遠のき、行きたくてうずうずしていた方達は困ってしまいますね。完全に政府の失策ですよね。😅

仕事柄海外の方と毎日やりとりしますが、海外の方もかなり厳しい目で見ているようですよ。

さて、あっという間に7月も終わりですね。平野千明展も残すところあと4日。まだの方はスケジュール調整してぜひご覧下さいね。

本日30日(金)は私はおりませんが、明日から3日間は常時いる予定ですので私とお話ししたい方は明日からの3日間のいずれかでお越し下さい。

海外も日本もアートイベントがこれからも目白押しです。コロナに充分気をつけながらご覧下さいね。また、緊急事態宣言などでスケジュールも大幅に変更されているようなのでその辺もチェックお忘れなく。

行ったらやってなかったなんてことのないように。(笑)

悪いことだけではなくコロナのおかげで各イベントのオンラインが充実しているのは唯一の救いですかね。😅

行けない時はオンラインでもかなり楽しめますのでそちらのチェックもぜひ。

というわけで本日の1品です。

tableau chinois_15 I, 2021 / Thomas Ruff
c-print
edition of 4 + 1AP
85.83 x 64.57 in (218 x 164 cm)

もう皆さんご存知のトーマス・ルフの最新シリーズtableau chinoisからの一つです。現在もあちこちで展示会しており(日本ではやってません^^;)精力的に作品を発表し続けています。

今作では中国で出版されたMaoに関する本、および中国共産党によって世界中で出版および配布された雑誌LaChineから画像をスキャンし加工されています。ルフらしい変換をし、「アナログ」オフセット印刷のハーフトーンとピクセル画像の「デジタル」構造の両方を備えています。結果として20世紀のプロパガンダ画像は、21世紀の視覚言語に変換されルフらしい作品になっています。

ルフの作品も実際に見ないとこの面白さが中々わかりづらいのが残念です。

1日でも早く実物を気兼ねなく楽しめる日が訪れることを願っております。