こんにちは、S&Tの上村です。昨日から湯浅克俊さんが山形にいらっしゃっていて9月のイベントの下見と打ち合わせ。昨日はまずは歓迎の夕食会。近況や美術界の話など私も思わず舌が滑らかに。😅

非常に楽しかった。😆

今日も下見と打ち合わせをしっかりとやって9月のイベントに備えたいと思います。まだ言えませんがこちらも非常に楽しみです。皆さんも期待していて下さいね。

さて、私が最近思ったことでこんな事が。

よくテレビなどで頑張っている人を紹介する番組あるじゃないですか。

ああいうのを見ていて何か違和感を感じるなと昔から思っていたんです。

それが何かずっとわからずにモヤモヤしていたのですが、つい先日『これか!』と思ったんですね。

そういう人達ってテレビなどで取り上げられるくらいだから大抵は何だか小綺麗で経歴もおもしろそうな経歴の方々です。『本当なの?』と疑っちゃうくらい色んな事があったりしますが、大抵はあまりにもやりすぎていてどうもヤラセくさいじゃないですか?

多少の演出はテレビなんで、まぁ、それは良しとしましょう。

ただ、起業して頑張っている若者たちの周辺の人たちも登場して色々語っている時に違和感があったんですよね。

なぜって、起業して間もなくお金もない時に現実的には人は手を差し伸べてくれないんですよね。😅

もちろん応援する気持ちはあるんでしょうけれど、やっぱり海のものとも山のものともわからないものに人は実際の手は差し伸べてくれないんです。

これが意外に真実なんですが、そこら辺がどうしても嘘くさくなっちゃってたんですね。これが私の違和感の正体でした。

ま、あくまで人望もお金もない私の私見ですが。(笑)

何かを始めようとする人は実際はそういう世間の荒波を味方につけていくパワーがないと続けていけないんですよね。私なりにエールは送りたいなと思いますが、それ以上でも以下でもありません。

自分の力で切り開くからこそ面白みがあるってもんです。そこに便乗してやった気になっている人達は私は好きではありませんね。

取り止めもない話になってしまっちゃっています。まだ酔っ払ってんのかな?(笑)

というわけで本日の1品です。

Swiatto Stary Sacz / 湯浅克俊
2024年
Water-based woodcut on Japanese paper
80cm x 80cm

せっかくですから湯浅克俊さんの昨年の作品から。

これを見ていて9月の展示の作品は一体どんな作品になるんだろうとワクワクしています。(笑)

湯浅克俊
1978 東京都生まれ
2011-2014 武蔵野美術大学 非常勤講師
2014-2015  MI-LAB Artist-in-residence 講師
2015-  国際木版画会議 国際委員会メンバー
2016-  EAST TOKYO MOKUHANGA STUDIO 主宰
2018-  特定非営利法人国際木版画協会日本委員会 副理事
2019-  多摩美術大学 非常勤講師
現在、東京都在住

<学歴>
2002 武蔵野美術大学 造形学部油絵学科(版画コース)卒業
2005 ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン、英国)修士課程版画科修了

<アーティスト・イン・レジデンス>
2006 Rijksakademie van beeldende kunsten アムステルダム、オランダ2008  Kala Art Institute バークレー、アメリカ
2008-2009  Cite Internationale des Arts パリ、フランス
2009  BAER Art Center  ホフサス、アイスランド
2011  The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク
2012 Pro Artibus  タンミサーリ(エケネス)、フィンランド
2013  Kloster Bentlage  ライネ、ドイツ
2014  FLACC  ヘンク、ベルギー
2015  Amsterdams Grafisch Atelier (AGA)  アムステルダム、オランダ
2016  Chhaap バローダ、インド
2017 Ronin Globus Artist in Residence ニューヨーク、アメリカ  
2018  Northern Print  ニューキャッスル、イギリス
2018  Fiskars Village  フィスカルス、フィンランド
2019  南島原市アートビレッジシラキノ 長崎
2019  Graphic Studio Dublin ダブリン、アイルランド
2020  金沢湯涌創作の森 石川
2020  SAIKONEON 山梨
2021 西会津国際芸術村 福島

<主な作品収蔵先>
bouwfonds アムステルダム、オランダ
Calyon corporate and investment bank ロンドン、英国
中国版画美術館 北京、中国
Clifford Chance LLP ロンドン、英国
Defi co., ltd. 福岡
Laing Art Gallery ニューキャッスル、英国
武蔵野美術大学 東京
Museum der bildenden Künste Leipzig ライプツィヒ、ドイツ
Minneapolis Institute of Art ミネアポリス、米国
New York Public Library ニューヨーク、米国
Royal College of Art ロンドン、英国
Victoria&Albert Museum ロンドン、英国

前回山形に来てからもう5年も経つんですね。時の経つのは早いものです。

9月が待ち遠しいですね。皆さんも乞うご期待。

作品のお問い合わせはもちろんS&Tまで。

それでは皆さん本日も良い1日を。