こんにちは、S&Tの上村です。昨日も遅く(?)今朝早く(?)までのお仕事。

昨日の朝はWi-Fiのトラブルで焦りましたがなんとか復旧しております。今の世の中Wi-Fi使えないと何だか不安になっちゃいますね。私だけでしょうか?

そんなわけで昨日のブログはかなり短く感じた方もいるかもしれませんね。申し訳ありません。🙇

だからと言って本日長くは書きませんが(笑)

さて、最近こんな本を買っちゃいました。それが『The Artist’s Palette』という本。

The Artist’s Palette: The palettes behind the paintings of 50 great artists
Thames&Hudson

簡単に言うと芸術家のパレットに注目した本。何だかそれだけで興味をそそります。

中身を見ると50種類のパレットとそれを使用していた芸術家の絵画が並列して掲載されています。そしてそれらは、1870年より前から現在まで、年代ごとに掲載され、絵の具の発展も垣間見ることができます。

この時点で買っちゃうでしょう?

作者のAlexandra Loskeは、それぞれの組み合わせを調査し、芸術家の色、ブラシ、パレットナイフ、その他の絵画道具の使い方に関する新たな洞察も記述しています。

名画と画家にまつわる驚きに満ちた新たな物語を解き明かす一冊です。

まだ私もチラチラとしか見ていませんが、これからじっくりと読み込んでいこうと思います。ページをめくりながらS&Tのイベントでもお馴染みの石川くん好きそうなんて思っていました。(笑)

ご興味ある方はまだあちこちで販売していますのでぜひお手に取ってみて下さい。

たまにはこんな本も面白いでしょう?

ますます芸術が好きになっちゃうこと間違いなしですね。🤗

と言うわけで本日の1品です。

Pigeon, 2002 / Roe Ethridge
Chromogenic print
101.6 × 127 cm
edition of 5

Roe Ethridgeはポストモダニズムの商業写真家および芸術写真家で、写真の可塑性、つまり写真がいかに簡単に複製され、組み換えられて新しい視覚体験を生み出すかという研究で知られています。彼はすでに公開されている画像を採用して現実の新しい彫刻的なシミュレーションを加えたり、あるいは古典的な構成を高度に様式化したバージョンを作成したりします。たとえば、Vice 誌の表紙に登場したカビの生えた果物のボウルの静物画や、意外な要素のある風景画や肖像画などです。2008 年のホイットニー ビエンナーレに参加して以来、彼の作品は、ニューヨーク近代美術館、ボストン現代美術館、ロサンゼルス現代美術館、テート モダンなど、いくつかの主要な公立美術館に収蔵されています。2010 年には、彼の作品が MoMA の 25 周年記念ニュー フォトグラフィー展に展示されました。

彼は、広告分野のコマーシャル・フォトグラファーとしての経験から、アーティストとしての仕事を発展させ、これらの設定を、もはや広告という虚構の世界に焦点を当てるのではなく、それを内側から見つめる参照枠として遊び心たっぷりに使っています。セッティング(またはセッティングの一部)が主人公となり、登場人物は現実のペルソナとして演じます。
また、広告や商業的なディスプレイを、ウォーカー・エヴァンスや後期ポップ・アートの伝統にのっとり、オブジェとしての性格を与えたり、文明の痕跡として捉えたりするような率直さで、シンプルに描写する写真も制作しています。彼は、意図的に不正確な色彩でさえも、現代の西洋文化に対する遊び心に満ちた批評として展開できるほど、ありふれた技術的・芸術的媒体としての写真を提示することで、現代の時事的な問題として、高尚と低俗、現実と虚構の間の抑圧的な狭間に取り組んでいます。

S&Tでも彼の作品はそのうちお披露目できると思いますが何せでかいので大変です。😅

どんなタイミングで皆さんにお見せしようか現在検討中ですのでお楽しみに。

それでは皆さん本日も良い1日を。