こんにちは、S&Tの上村です。昨日は朝イチで作品が到着し大興奮でした。もちろん本物のオリジナル作品です。🤗

ちっちゃいですけど。😅

本物と言えば見過ごせないのがこのニュース。もう皆さんご存知ですよね。

徳島県立近代美術館が1999年に6720万円で購入した作品に、贋作の疑いがあることが判明したというニュース。贋作の疑いが生じたのは、フランスの画家ジャン・メッツァンジェの作品「自転車乗り」。

自転車乗り / ジャン・メッツァンジェ

県立近代美術館が、1999年1月に大阪の画商から6720万円で購入したそうです。それから四半世紀にわたってメッツァンジェ作として同館が所蔵してきましたが、今年の6月、この作品がドイツの天才贋作師と呼ばれるヴォルフガング・ベルトラッキによる贋作だとの記事がネット上で見つかったことから、真贋に疑いが生じたということです。

徳島県立近代美術館の課長によると『まったく贋作だなど前提としていない。鑑定書もあるし、ずっと愛着を持って見てきたので、言葉にならないです。しばらく調査に時間がかかると思う』 ということですが、果たして真相は如何に?

当面の対応として、現在、京都の京セラ美術館に貸し出し中の作品の展示を取りやめるとともに県立近代美術館が7月27日から開催する「所蔵作品展」での展示も取りやめるということです。ま、妥当な措置でしょう。

ただし、この騒動それだけでは終わりません!!!!!

調査の過程で、2020年に高知県立美術館から貸し出しを受けた「少女と白鳥」もベルトラッキ氏の“作品”リストに上がっていることを把握し、今年の6月中旬に高知県立美術館に連絡したということです。

「少女と白鳥」 / カンペンドンク

高知県立美術館は、作品の由来を改めて画商に問い合わせている他、絵画に使われている絵の具の科学調査も専門家に委託して調査を進める方針だそうです。奥野学芸課長は『現段階では贋作の疑いが強いと考えている』と発言しています。

どちらも関西方面の画商や画廊から購入したものだそうですが、どこまで把握しているのか?

最初から知っていたのか?

真相はまだ闇の中です。

だからこそ様々な憶測が飛び交っちゃいますよね。不謹慎ですが面白い。

あくまで私見ですが、これは氷山の一角のような気がします。だって昔から日本は贋作天国なんてまことしやかに語られますもんね。

公表はできませんが、とある名のある美術館の作品も偽物だなんてよく語られています。あくまで噂です。

今回のこの事件、救いは天才贋作師の作だということですかね。(笑)

もし贋作だったとしても天才による作なので天才贋作師の作品として展示できるじゃないですか?

少なくとも私は見たいです。🤗

その点S&Tで販売しているようなものはほぼ贋作の心配がないので安心です。だって、贋作を作る労力を考えると割に合わないので。💦

また、徳島県立近代美術館では『鑑定書もあるし…』と言っていますが、私がいつも言っているように鑑定書なんて全く当てになりません。😅

だって、それこそ簡単に偽造できちゃうんですから。

そもそもギャラリーで勝手に出している鑑定書も多々あるので、安心を促す単なる営業ツールの一つです。そんなこと言っちゃうとまたまた怒られそうですが。😅

果たしてこの事件どこまで広がりを見せるのか?

闇は深そうです。

こういう話もあっての芸術。

いつものようにやっぱりアートはおもしろい。😆

S&Tへ新しく入荷した本物の作品を見ながらそんな話も語りませんか?

平均滞在時間長くなりそうですが…😅

それでは皆さん本日も良い1日を。