こんにちは、S&Tの上村です。昨日は real local 山形さんが取材に来てくれました。😆

8月のトライアングル展を中心に取材して頂きましたが、ついでにたっぷりと作品も堪能して頂きました。

取材しに来てくれた方達もS&Tの魔力(?)にすっかりやられていましたよ。(笑)

どんな記事になるのか楽しみです。🤗

これまでもいろんな取材受けてきましたが、大抵は私の発言9割カットされるんですよね。(笑)

『おきらくアート』の相棒の木村君やうちの嫁ともよく話しますが、そのカットされた部分を集めたヤツを公共の電波じゃないやつでやったら面白いでしょうね。

だってカットされた部分が面白いんですから。(笑)

せっかくなのでreal local さんのリンク貼っておきますね。ボツになるかもしれませんが😅

https://www.reallocal.jp

さて、ご存知の方も多いと思いますが、サザビーズのオークションでエルメスの初代バーキンがハンドバックとしてのオークション史上最高額を樹立しましたね。

その落札価格なんと700万ユーロ(およそ12億円)!!!

ライブオークションで10分ほどの競り合いが続いたようですが、手に汗握る展開だったでしょうね。その様子が目に浮かびます。

落札したのは日本人の個人コレクターさんですって。

日本人が大好きなやつですね。ちなみに私はさほど興味はありません。(笑)

それにしても不景気と言いながら全くそんなこと関係ないんですね。だってバッグを10分間で15億円(手数料込み)で買う人もいれば、一方では米を一円でも安く買おうと何時間も並んで群がっているんですよ。

ますます日本の貧富の広がりを感じた出来事でした。😥

現在参院選の真っ只中、こんな出来事を参考にしながらまだ投票していない方はしっかり選びましょうね。

と言いながらどこにしたら良いものか…。😞

と言うわけで本日の1品です。

Self-Portrait While Buried #11, 2021 / Jenny Calivas
Gelatin silver print
50 x 40 inches

写真とパフォーマンスを融合させたカリヴァスは、アナログなプロセスと実験的な暗室技術を用いて写真を制作し、身体化された思考と制作方法を優先しています。風景の中に部分的に、あるいはほぼ完全に沈み込んだ自身の姿を捉えた写真を通して、カリヴァスは女性の身体と地球に対する女性的な理解との関係性を探求するとともに、見ることの力強さと見られることの脆さについても考察しています。

カリヴァスは2019年から『埋もれた自画像』シリーズの制作を始めました。

4×5インチのカメラをセットし、望む構図を決めた後、土、砂、泥、草の下に身を沈め、視覚ではなく本能に頼ってシャッターを切るタイミングを決めることで、イメージに対する究極のコントロールを放棄しました。カリヴァスの身体の一部は断片的ではあるものの、時として彼女の姿はほぼ完全に消え去り、手とシャッターケーブルだけが見えるようになります。これは、自画像とは何かという概念に疑問を投げかけます。

これらの写真は、肖像画によってしばしばもたらされる内面性の経験、そしてカリヴァスの場合は女性の身体表現に伴う社会的な慣習や期待を、大地の瞬間的な配置に置き換えています。自身の身体は大地によって大部分が隠され、曖昧にされ、時には変容さえしています。カリヴァスは、もは​​やジェンダーや所有権の推定によって枠組みが定まっていない風景とどのように関わるべきかについて、新たな解釈を提示しています。

面白いですよね。

彼女の作品はホイットニー美術館とニューヨーク近代美術館のパーマネントコレクションに収蔵されています。

それでは皆さん本日も良い1日を。