こんにちは、S&Tの上村です。皆さんこれ覚えていますか?
2019年に来場者が食べて話題になったのはまだ記憶に新しいですよね。
これがついに11月20日にサザビーズのオークションに出品されます。
その予想落札価格100万~150万ドル(約1億5300万〜2億3000万円)!!!
確か3エディション販売され、その価格大体2,000万円くらいだったような。😅
カテランはインタビューでこう答えていました。
『《Comedian》は冗談ではなく、私たちが何を価値とするのかについての真剣な考察だ。アートフェアではスピードとビジネスが支配しているため、自分がそこにいるなら、バナナをほかの人が絵を売るように売ることもできると思った。私はシステムのなかで自分のルールでプレイしたかった』
〜マウリツィオ・カテラン
ま、賛否両論あるでしょうが、それもまた芸術の面白さ。
とはいえ、私はそれほど興味ないのですが話題の一つとしては面白いですよね。🤗
それにしてもすごい金額。そして、この作品は普通の作品より維持費が余計にかかります。なぜってバナナを交換しなければならないんですから。(笑)
といわけで本日の1品です。
S&Tでも人気の湯浅克俊さんの作品から。今年の作品ですが相変わらず美しい作品作りますね。そしてデカいのでぜひ公共の場へ飾ってほしいなと思います。😄
湯浅克俊
1978 東京都生まれ
2011-2014 武蔵野美術大学 非常勤講師
2014-2015 MI-LAB Artist-in-residence 講師
2015- 国際木版画会議 国際委員会メンバー
2016- EAST TOKYO MOKUHANGA STUDIO 主宰
2018- 特定非営利法人国際木版画協会日本委員会 副理事
2019- 多摩美術大学 非常勤講師
現在、東京都在住
<学歴>
2002 武蔵野美術大学 造形学部油絵学科(版画コース)卒業
2005 ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン、英国)修士課程版画科修了
<アーティスト・イン・レジデンス>
2006 Rijksakademie van beeldende kunsten アムステルダム、オランダ2008 Kala Art Institute バークレー、アメリカ
2008-2009 Cite Internationale des Arts パリ、フランス
2009 BAER Art Center ホフサス、アイスランド
2011 The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク
2012 Pro Artibus タンミサーリ(エケネス)、フィンランド
2013 Kloster Bentlage ライネ、ドイツ
2014 FLACC ヘンク、ベルギー
2015 Amsterdams Grafisch Atelier (AGA) アムステルダム、オランダ
2016 Chhaap バローダ、インド
2017 Ronin Globus Artist in Residence ニューヨーク、アメリカ
2018 Northern Print ニューキャッスル、イギリス
2018 Fiskars Village フィスカルス、フィンランド
2019 南島原市アートビレッジシラキノ 長崎
2019 Graphic Studio Dublin ダブリン、アイルランド
2020 金沢湯涌創作の森 石川
2020 SAIKONEON 山梨
2021 西会津国際芸術村 福島
<主な作品収蔵先>
bouwfonds アムステルダム、オランダ
Calyon corporate and investment bank ロンドン、英国
中国版画美術館 北京、中国
Clifford Chance LLP ロンドン、英国
Defi co., ltd. 福岡
Laing Art Gallery ニューキャッスル、英国
武蔵野美術大学 東京
Museum der bildenden Künste Leipzig ライプツィヒ、ドイツ
Minneapolis Institute of Art ミネアポリス、米国
New York Public Library ニューヨーク、米国
Royal College of Art ロンドン、英国
Victoria&Albert Museum ロンドン、英国
だんだん有名になってきたのか勝手に展示しているところもチラホラ。もちろんS&Tでは本人の許可も取ってありますのでご安心下さい。
賢明な皆さんは変なところに引っかからないでくださいね。(笑)
もちろん湯浅作品のお問い合わせはS&Tまで。ご本人の手元にはもうないものもありますよ😄
それでは皆さん本日も良い1日を。