こんにちは。S&Tの上村です。建築家のイオ・ミン・ペイ氏が亡くなりました。( i _ i )

彼はルーブル美術館のピラミッドを設計した建築家として広く知られています。102歳だったそうです。

イオ・ミン・ペイ氏

ルーブルの長い歴史の中で外国人建築家が関わったのは彼が初めてでした。

彼は1917年、中国の裕福な家庭に生まれました。米国で高等教育を受けることを決意し、35年に渡米。マサチューセッツ工科大学(MIT)やハーバード大学で建築を学んだ後、55年にニューヨークで自身の建築事務所を開設しました。

64年にジョン・F・ケネディ大統領図書館・博物館の設計依頼を勝ち取ったことで名声を確立。78年にはワシントンのナショナル・ギャラリー東館を手掛け、美術館への人々の見方を一変させました。

ナショナル・ギャラリー東館

アートと建築は切っても切り離せない関係です。特に美術館や博物館はその建築物でも人々の心に訴えかけるものがありますね。彼はかなりアートとも関係の深い建築家でした。彼はその作風から「幾何学の魔術師」との異名を持っていました。

また一人偉大な人が逝ってしまいました。ご冥福をお祈りします。