こんにちはS&Tの上村です。昨日は展示も終わり休もうと思っていましたが、いつも通り何だかんだで結局バタバタと忙しくしていました。😅

結構長い展示だったので今週はどこかでお休みしたいなと思っています。

展示でいつも思うことですが、時々『好評につき会期延長します。』というギャラリーを見かけます。これに関して、私はいつも『?』となります。

これが作品を販売していない展示なら素直に好評なんだろうなと思いますが、販売しているギャラリーで会期延長なんてありえませんよね。私が捻くれているのかもしれませんが、本当は単純に売れていないだけなんじゃないだろうかと考えちゃいます。

ま、まともなギャラリーならあまり『好評につき会期延長します。』なんて見たことありませんが…。😓

会期延長したところでそんなものは売れるわけもないのですが。

あとギャラリーの展示での『入場無料』。これも当たり前だろといつも思います。(笑)

あくまで私見です。皆さんはどう思いますか?

さて、私が今見たい展示が、現在、パリのフォンダシオン・ルイ・ヴィトンで開催されているマーク・ロスコの大回顧展。

マーク・ロスコ『No. 14』(1960) 
Photo: ©1998 Kate Rothko Prizel & Christopher Rothko/Adagp, Paris/San Francisco Museum of Modern Art

もちろん回顧展なので彼の代表作のカラーフィールドペインティングに至る前の初期の作品なども展示されているので彼がどのようにしてそこに至るかが見ることができるんですよね。それが回顧展の良いところ。

ただ今回の本当の見どころはどうやら一般の人の目に触れる機会もほとんどない作品群のようです。「Black and Gray, Giacometti」と名付けられた展示室にそれらは展示されているようなのでじっくり拝見したいものですね。

他にもほぼ公の場では見ることができない『No. 15』も展示されているようです。

ロスコは1970年に自ら命を断っていますが、それゆえからかこれまでのどの展示も、そしてこの展示も唐突な終わり方で幕を閉じる印象があるようです。

彼の仕事はまだ完成していないということなんでしょうかね。

いずれにしろこの大回顧展は非常に興味深い展示で実際に目の前でたっぷりと時間をかけて見たいですね。

もちろん、ちゃんとした展示は入場料がかかりますよ。(笑)

こちらは2024年4月2日まで。パリに行かれる方は見るべき展示だと思います。

https://www.fondationlouisvuitton.fr/fr/evenements/mark-rothko

ロスコ並みのアーティストになっちゃうともう買うことは中々難しいですが、次世代のロスコを見つけるのもコレクター冥利に尽きますよね。そんなアーティストを求めてぜひS&Tへも足を運んで下さいね。

S&Tのお客様の平均滞在時間は3時間。それが長いのか短いのか。😅

それだけ楽しんで頂けているのかなと思っています。

たっぷりと作品を堪能して頂きながらお話しましょうね。

遠慮なくご予約のご連絡下さいね。お待ちしています。

それでは皆さん本日も良いI日を。