こんにちは、S&Tの上村です。長い間S&Tの玄関でお客様をお迎えしていた作品をリニューアルしました。なんと今回初めてなんですね。😅

作品と言っても日あたりなどの都合からとある物を代用品として額縁に入れたもの。こういう風に飾るのもありなんだと皆さんのご参考になればと思います。

そのとある代用品とは?(ぜひ自分の目で確かめて下さい)

はやる気持ちでいそいそと玄関から入ってきちゃうともしかしたらその存在に気がつかないかもしれません。😓

S&Tへいらっしゃった時にぜひじっくりとご覧下さいね。😆

さて、昨年大規模な所蔵品の盗難・紛失事件が発覚した大英博物館で先週正式に新館長探しが開始されましたね。昨年8月にはハートヴィヒ・フィッシャー館長が辞任を表明していました。2023年9月にV&A博物館の元館長、マーク・ジョーンズが暫定館長に就任していましたが、いよいよ本格的に探し始めました。それにしてもずいぶん時間かかりましたね。

新館長の職務として以下のようなことが挙げられます。

盗難スキャンダルの影響や、それに付随するおよそ1000人の職員の士気の低下への対応、全コレクションをデジタル化する5カ年計画の遂行、ベナン青銅器やパルテノン大理石などの文化財の本国送還を求める声が再燃していることへの対処など、『重大な課題』に対応しなければなりません

さらに、施設の配管や暖房システム、屋根の雨漏りなどのインフラ改善やギャラリーの再編成を含む、大規模な改修プロジェクトの資金調達活動を指揮する任務も担うことになります。

責任重大ですね。😓

年俸は約27万5000ドル(約4000万円)とされています。

責任の重大さを考えるとこれが高いとするか安いとするか。

ちなみにメトロポリタン美術館のマックス・ホレイン館長の基本給は100万ドル(約1億5000万円)です。これ、基本給ということも忘れてはいけません。

MoMAを含むいくつかの美術館の館長は、給与に加えて非課税の高級住宅や住宅手当の恩恵も受けています。

全然待遇が違いますよね。😅

これだけを見ても果たして前述の責務を果たす優秀な人材がその待遇で来るのかどうかは疑問です。

それでも非常にやる気があって能力のある人が改革をしてくれる事を願っています。

それにしても海外の美術館の館長ってすごい収入ですね。うらやましい。(笑)

今後要注目の出来事です。

皆さんはこの出来事どう思いますか?

そんな下世話な話もしながら作品を見にいらっしゃって下さいね。(笑)

S&Tでお待ちしております。

それでは皆さん本日も良い1日を。