石塚さんの個展は明日から！

こんにちは、S&Tの上村です。昨日は久しぶりのお天気。やっぱり太陽の光を浴びるのは気持ちが良いですね。🤗

天気が良かったからか山形のお客さんが急遽作品をとりにいらっしゃっていましたよ。よほど早く欲しかったんでしょうね。www

ご自分が買った作品を見ながら惚れ惚れしている姿を見ると私も本当に嬉しくなっちゃいます。いろいろお話ししましたがこれから自分の作品のコレクションなどを展示する箱を作りたいということ。ついでにいろんな展示ができるスペースを作っていきたいなんていう話もしていました。

せっかくなので私もお手伝いするよというお話をしましたが、こういう若い経営者がそんな夢を抱いてくれるようになったと思うと本当に涙が出てきます。これまでの苦労が一気に報われた感じがします。

S&Tとはまた違った現代美術を見ることができるスペースが山形に増えることは大歓迎ですね。まだまだ頑張ろうっと思えた昨日でした。😆

さて、いよいよ明日からは石塚さんの東京での個展が始まります。初の東京での個展ということで頑張って欲しいなと思います。

お天気が怪しいところですが皆さんちょっと東京まで足を運んで応援してあげて下さいね😄

石塚由美子個展『ホワイト・モンスター』
開催日時） 2025年2月17日（月）〜　2月22日（土）
　　　　　12:00 ~ 19:00 ＊最終日のみ17:00まで
場所）　　ゆう画廊 5F
　　　　　〒104-0061 東京都中央区銀座3-8-17 （松屋うら2本目通り）
　　　　　Tel & Fax 03-3561-1376

ちなみに東京初個展ということで基本的に本人は在廊しているようです。

皆さんぜひ足を運んでくださいね。👍

そして、S&Tもそろそろ模様替え。日当たりが良すぎる場所にはポスターを展示しているのですがそのポスターもそろそろ皆さん飽きたかなと思ったのでちょっと違うものを入れてみました。それが昨日無事に到着。😆

まだ開けていないのですが日焼けしても気にならないものなのかをチェックしながら差し替えたいと思います。

実はヴィンテージのちょっと良いやつを仕入れておきました。

作品も新しいものが続々入荷中です。

コチラもお楽しみに。

というわけで本日の１品です。

S&Tでもお馴染みのイドリス・カーンの作品ですが彼の作品はいつもカッコいいですね。

ロンドンを拠点とするアーティスト、イドリス・カーンは1978年にイギリスで生まれました。2004年にロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで優秀な成績で修士号を取得して以来、ミニマルでありながら感情に訴える写真、ビデオ、彫刻で国際的に高い評価を受けており、間違いなく同世代の最もエキサイティングなイギリス人アーティストの一人です。

文学、歴史、芸術、音楽、宗教など、さまざまな文化的ソースを活用しながら、カーンは抽象と具象の間の空間に生息し、歴史、累積的な経験、そして時間が一瞬に崩壊するという形而上学的テーマを語る、濃密に重層化されたイメージを含む独自の物語を展開してきました。

カーンの考え方は写真よりも絵画的ですが、作品の制作には写真製版の複製ツールをよく使用します。二次資料（楽譜、コーランのページ、後期カラヴァッジョの絵画の複製）を撮影またはスキャンし、デジタルでスキャンのレイヤーを積み重ねます。これにより、コントラスト、明るさ、不透明度の微妙な変化を細かく制御できます。結果として得られる画像は、表面が驚くほど光学的な強度を持つ大規模なCプリントであることがよくあります。

カーンの作品は、彫刻や絵画にまで広がりました。彫刻作品では、鋼板、立方体、水平の石板などの素材を使用し、楽譜や祈りのテンプレートで表面をサンドブラストして、文化的、視覚的、映画的、時間的な記憶が密集した共感覚的な全体に融合する方法についての研究を続けています。

これまでも国際的な会場でも個展を開催していますが、昨年イドリス・カーンはミルウォーキー美術館でアメリカの美術館で初の個展を開催しました。

彼の作品は、イギリスのロンドンにあるサーチ・コレクション、サンフランシスコ近代美術館、ニューヨークのソロモン・R・グッゲンハイム美術館、イスラエルのテルアビブ美術館、オーストラリアのシドニーにあるニューサウスウェールズ州立美術館、フィラデルフィア美術館、サンフランシスコのデ・ヤング美術館、フランスのパリにあるジョルジュ・ポンピドゥー・センターなど、世界中の多くの機関の永久コレクションに収蔵されています。

S&Tでは山形で創業からお取り扱いしておりますが、その頃から比べても大活躍ですね。これまで入荷した作品はすぐになくなっちゃっています。

現在1点ご覧いただけありますのでご興味ある方は遠慮なくお問い合わせくださいね。

それでは皆さん本日も良い1日を。