こんにちはS&Tの上村です。昨日は撮影の打ち合わせ。ちょっと不安でしたが何とか大丈夫なようです。日に日にできることが増えて嬉しい限りです。『完全復活ももうすぐかな?』と密かに期待しています。やっぱり一番は皆さんとアートの話をすることですかね。😆
車が乗れないとこんなに田舎って不便なんだと実感していますがこれも仕方のないこと。頑張ります。
来月はミナミハラアートウォークに加え、来年本番の辺藝ビエンナーレの振り返り展とイベント目白押し。
面白い展示のアイディアがあるのですがこの2週間強の時間が病と戦う時間になってしまい準備が間に合うのかどうか。
車も乗れないし。😓
たくさんの皆さんのご協力を得て何とか成功させたいなと思っているところです。
ま、今の調子で回復すれば頭もはっきりしてきたので当日は私も参加できそうです。
そして、今は『もっと愛のサマーセール』の真っ最中。できるだけ皆さんのお時間に合わせられるように考慮しますのでまずはご一報下さいね。
遠慮は禁物です。
遠慮していると『逃がした魚は大きい』なんてことになっちゃいますよ。(笑)
私の体調は私がしっかり管理するので心配ご無用です。😆
というわけで本日の1品です。
2019年イラク・クルディスタンの難民キャンプでは、数十万エーカーの農作物が意図的に破壊され、数千万米ドルの収入減となり、食糧安全保障が脅かされていました。これらの破壊的な火災は、威嚇戦術として使用している組 織的な民兵集団(おそらくISIS)によるものと考えられています。そこで、 焼けた作物畑から灰を集め、それをロンドンに持ち帰って絵具を作り、アー ティストに渡してオリジナル作品を作ってもらうというプロジェクトが進行しました。
Scorched Earth(焦土)と名付けられたこのプロジェクトは2020年9月に開催されたチャリティーオークションと展覧会です。
15のオリジナル作品は、2020年10月23日にクリスティーズポストウォーと コンテンポラリーデイセールの一環として販売され、合計262,000ポンドを 調達しました。これは、世界的な難民危機の影響を受けた人々を支援する3つのチャリティーパートナーであるRefuAid、難民コミュニティキッチン、 ロータスフラワーに等しく分配して寄付されました。
この作品もその一つ。もちろんその焦土から作られたインクが使われています。
リチャード・ロングは1945年イギリス・ブリストル生まれのランド・アートを代表するアーティストのひとりです。初期には、自然を歩いた自身の痕跡を記録した写真作品を発表。その後はランド・アートをはじめ、インスタレーションやペインティングなど表現の幅を広げつつ、一貫して自然と人間の関係性をテーマに制作を行っています。
日本では、96年に初回顧展「リチャード・ロング 山行水行」が京都国立近代美術館、世田谷美術館で開催。香川県・直島のベネッセハウス ミュージアムにサイト・スペシフィック・ワークが恒久設置されています。89年にターナー賞、2009年に第21回高松宮殿下記念世界文化賞(彫刻部門)を受賞。
今回の『もっと愛のサマーセール』でも出品されていますので実物をご覧になりたい方はぜひ足を運んで下さいね。
たくさんの皆さんに見てほしいなと思います。
それでは皆さん本日も良い1日を。