こんにちは、S&Tの上村です。暑くなったり寒くなったりと体がついていきません😭

年々歳を重ねるとともに気力ではどうにもならない体の衰えを感じます。嫌ですね〜。😰

それでも私はこれまでの人生をなんでも気合いで乗り越えてきているので、死ぬまで気合いと非科学的なことを言い続けたいなと思っています。(笑)

さて、本日は海外からこんなアートの話題をピックアップしたいと思います。

パキスタンの刑務所のお話ですが、ここには農村生活を描いた壁画が描かれています。実はこれ殺人や誘拐で服役している受刑者たちによる作品なんだそうです。

受刑者が描いた壁画を眺める警察官

刑務所長によると、更正のための美術・音楽プログラムの受講者の中には、地元の芸術団体が支援する展覧会で数千ドルで作品が売れる受刑者もいるんだそうですよ。😳

とある受刑者はこんな風に述べています。

『刑務所に入る前は無責任で未熟な、別の人生を送っていた。でも、ここに入ってから、人生の本当の意味を見つけた。人生は色彩に満ちていて、色そのものが語っているのだと教えられた』

素晴らしいですね。特にこの『人生は色彩に満ちていて、色そのものが語っているのだと教えられた』というフレーズ痺れますね。😍

見事に更生しています。それでもこの受刑者は誘拐・拉致関連の罪で25年の刑期を言い渡されているんですよ。刑期はまだ残り半分あるんだそうです。

現在も刑務所内で絵を描いて多額の収入を得ているといいます。その売上で母親のメッカ巡礼や妹の結婚式の資金にもなっているんだそうですよ。驚きですよね。

きっと幼い頃から環境や教育に恵まれていなかったんでしょうね。全てが環境や教育のせいではありませんが、世界にはそういう人もいるんだと私たちは知っておく必要があると思うんですよね。だからと言って犯罪が許されるわけでもないんですが。

このアートプログラムは2007年、長期刑の受刑者や死刑囚の更生を目的としてカラチ中央刑務所で開始されました。見事に成功しているプログラムですよね。

そして、何より素晴らしいのは作品の販売による利益はすべて受刑者のものになるということ。

実に素晴らしい。きっと刑期を終えたら再犯も起こさなそうですよね。

殺人で服役している受刑者の言葉が印象的でした。

『ここでの時間は無駄ではない。少なくとも何かを学んでいる。絵が完成すると気分がいいし、少なくとも何かができるという自信になる』〜受刑者談

裏金で捕まらないからと言ってヘラヘラ笑っている政治家をここにぶち込みたい(笑)

それでもこの地域は刑務所に空きがないほど犯罪が多いなんて色々考えさせられちゃいますね。😓

そう単純じゃないかもしれませんが、彼らは生きる術を身につけ過去を振り返り反省しているんですから大丈夫じゃないかなと思っちゃいます。

本当にアートって素晴らしいですね。

皆さんはどう思いますか?

それでは皆さん本日も良い1日を。