こんにちは。S&Tの上村です。前からチョロチョロ小出しにしていましたが、地元のローカル番組でお正月にアート番組を放送することが正式に決定しました。🤗
これから撮影なのですがもっとアートが簡単にわかりやすくなるようにできればなと思います。そして、変なアートもどきにひっかからないような内容にできればとも思っています。(笑)
美術に関して山田五郎さんがちょっといいことを言っています。勝手に抜粋して怒られそうですが私もお伝えしたいことなので掲載しちゃいます。
『美術館というのは、もともと王様とかが持ってた美術品を持ってきて、国民の共有財産としてみんなに見せたわけです。そのことは、すごく良いじゃないですか。誰でも見られるようになるのは。でも逆にそれは、王様たちの寝室とかにあった絵を持ってきて、美術館でガラスの向こうに入れちゃったわけですよ。そのことによって、暮らしの中で楽しむものじゃなくって、わざわざガラス越しに見て、勉強するものになっちゃったっていうことがあるんですね。』〜山田五郎さん談
これにより美術作品が自分の日常とは関係のない“教養”になってしまったんでしょうね。今でも意外とそういう方多いのかもしれません。しかし、そもそもは身の回りにあって、暮らしを豊かにしてくれるものなんです。そう思うと意外と気軽に楽しめませんか?
アートなんてとてもうちには飾れません何て言っていた方はぜひこのことを覚えておいてほしいなと思います。
そして気軽に本当のアートを楽しめると言えばS&Tなんです。一度来たことがある方はよくお分かりだと思いますが、かなりゆるーい感じで思う存分にアートを裏の裏まで堪能できます。しかも本物のすごいやつを。そんなすごいものを前にしても自分のうちのようにリラックスしちゃってる方もいるくらいです。(笑)
番組もそんなゆるーい感じが伝わればいいなと思います。
とにかくアートは難しくなんてありません。楽しむちょっとしたコツなんかもお教えしますよ。もっともっと生活に取り入れてほしいなと心から思います。
もちろん酷い偽物のアートなんかじゃなくてですが。😅
というわけで久々に本日の1品です。
Mary Ellen Bartleyは1959年にニューヨーク生まれの写真家です。彼女は、本の素材と質感を探求し、さまざまな色と形のボリュームを並べて抽象的な構成を作成します。
20世紀イタリアの芸術家ジョルジョ・モランディの個人蔵に招かれ、その静かな静物画は、彼女の創作活動の初期から欠かせないインスピレーションの源となっています。瞑想的で静か、そして厳密に観察された「Morandi’s Books」シリーズは、この画家との親和性を確認し、アーティストと本との関係についての彼女のオープンエンドな探求をさらに推し進めています。
その「Morandi’s Books」シリーズからの一作品です。
彼女の作品は非常に絵画的でどうなっているんだろうとしばし眺めちゃいますね。そして、静かに何かを語りかけてきます。日本では中々見ることができませんが、S&Tで近日お披露目予定です。
お問い合わせはS&Tまで。
それでは皆さん本日も良い1日を。