こんにちは、S&Tの上村です。朝起きるとうっすら雪景色。本格的に私の嫌いな季節がやってきました。😅

毎日の雪かきなど考えると憂鬱ですよね。皆さんはどうですか?

そして、シャワーを浴びていたら私のくるぶしが倍くらいになっていました。『ん?』と一瞬気のせいかと思いましたが実際倍くらいに膨れ上がったくるぶしを見ていたら何だか笑っちゃいました。(笑)

痛くも痒くもないので良いのですが、原因がわからないだけに不安ですよね。年々体のトラブルも増えてきて嫌になっちゃいますね。若い頃はそんなこと全く考えたこともなかったのに。💦

若さって良いですね。(笑)

さてそんな話はさておき、ちょっと前になりますが今年のターナー賞決定しましたね。もう皆さんご存知だとは思いますが。💦

ターナー賞について簡単におさらい。

イギリスのロマン主義を代表する画家、J・M・W・ターナーの名を冠する同賞は、1984年の創設以来、時代に応じて形を変えながら、イギリスの現代美術の発展に貢献するとともに現代美術に対する幅広い層の関心を生み出してきました。現在は、イギリス生まれのアーティストだけでなく、イギリスを拠点とするアーティストも対象に含め、過去1年間の展覧会などの活動実績を基に最終候補を選出し、最終候補による展覧会を通じて受賞者を決定しています。

今年は40周年を記念して、6年ぶりにファイナリストの展覧会がテート・ブリテンにて開催中です。これも見たいですよね。

今年の受賞者はJasleen Kaur。

今年のターナー賞受賞者のJasleen Kaur

受賞者には賞金25,000ポンド(約480万円)、そのほかのファイナリストには10,000ポンド(約190万円)授与されます。

簡単にご紹介しておきますね。

Jasleen Kaurはロンドンを拠点に活動するスコットランド系インド人アーティスト。2008年にグラスゴー・スクール・オブ・アートの銀細工・ジュエリー学科を卒業後、2009年から10年にかけてロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで応用美術を学ぶ。彼女の学際的な活動は、ディアスポラ的アイデンティティと植民地的・個人的な歴史のヒエラルキーを通して、物質の言語学と「モノの社会生活」を探求しています。2010年以来、国際的に展覧会を開催しており、主なグループ展は以下の通りです。
V&A Museum of Childhood(2012年、ロンドン)、Pallant House Gallery(2014年、チチェスター)、MIMA(2017年、ミドルズボロー)、BALTIC Centre for Contemporary Art(2019年、ゲーツヘッド)。スコットランドのFCAC(2016年)、グラスゴーのMarket Gallery(2018年)で個展を開催。
また、チェルシー・カレッジ・オブ・アーツとロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン)で講師を務めています。

Not new, otherwise
Build Hollywood2023

このシリーズはジャスリーンが大量生産されたものから忘れ去られたものまで受け継いできた、改変されたイメージの数々です。その中には、シークの自由戦士の象徴的なイメージ、漫画のようなモグルの表現、グル・ナーナクとマルダナの初期の描写、パンジャブにおける抗議と土地の引き揚げのイメージ、亡くなったおばさんの写真などがあります。

カウルは、幼少期に礼拝や家庭の空間で流布していたものを記憶からイメージソースとし、そうすることで、イメージの人気や不在が、どのように与えられた物語を形作るかを批評しています。ここでは、カウルの系譜に連なる人物や歴史が、本来の文脈から取り出され、あるいは対となるイメージと並べられ、埋め込まれた物語に挑戦し、新たな物語を提供しています。再構成された画像や切り取られた画像を通して、隠したり明らかにしたりする行為は、私たちの注意を向けさせたり、情報を隠したりするための彼女の戦術です。

現代アートの最高峰と言われる「ターナー賞」を受賞したJasleen Kaur。彼女はこれから一体どんな活躍をするんでしょうかね。楽しみです。🤗

それでは皆さん本日も良い1日を。