こんにちは、S&Tの上村です。昨日の夜は久々に気の合う方達とお食事。2時間くらいのつもりで行ったのに気がつけば4時間半。楽しいひと時はすぐに過ぎ去っちゃうんですね。嫌々参加している食事会とは大違いです。(笑)
私はいつものように言いたい放題言っているとそのメンツも同じように思っていたんですね。そういう人たち意外と多いのかもしれませんね。私みたいに無鉄砲に言わないだけで。(笑)
そんな人達が増えてくれれば状況も変わるかもしれませんね。いつになるのかわかりませんがそれまで頑張ろうっとと元気をもらった昨日の食事会でした。
さて、今年は芸術祭も盛り沢山。瀬戸内芸術祭などなど目白押しですが、国際芸術祭「あいち2025」もその一つ。
そんな「あいち2025」で面白い募集していました。😆
なんと参加アーティストの1人沖潤子さんが作品で使用する「針」の寄贈を募集していました。皆さんご存知でした?
公式ウェブによると『今回発表する新作では「針供養」をイメージした針山が作品の一部となるため、約10万本を目標として針の寄贈を広く募集しています』という事でした。
あんまり聞かない話ですよね。
アーティストじゃない人も寄付することで何だか参加した気になれそうでちょっとよくないですか?
私もいらない針を家中探してみようと思います。(笑)
募集期間は2025年3月6日(木)~6月30日(月)。
詳しくは公式サイトをご覧下さい。
https://aichitriennale.jp/news/2025/005425.html
というわけで本日の1品です。

digital silver bromide print mounted on 4 ply museum board and Dibond
76.5 x 101.5 cm
edition of 7 with 1 AP
イドリス・カーンのこのシリーズは一度ぜひ実物をご覧いただきたいですね。やっぱり画像では面白さの半分も伝わらないですね。😓
ロンドンを拠点とするアーティスト、イドリス・カーンは1978年にイギリスで生まれました。2004年にロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで優秀な成績で修士号を取得して以来、ミニマルでありながら感情に訴える写真、ビデオ、彫刻で国際的に高い評価を受けており、間違いなく同世代の最もエキサイティングなイギリス人アーティストの一人です。
文学、歴史、芸術、音楽、宗教など、さまざまな文化的ソースを活用しながら、カーンは抽象と具象の間の空間に生息し、歴史、累積的な経験、そして時間が一瞬に崩壊するという形而上学的テーマを語る、濃密に重層化されたイメージを含む独自の物語を展開してきました。
カーンの考え方は写真よりも絵画的ですが、作品の制作には写真製版の複製ツールをよく使用します。二次資料(楽譜、コーランのページ、後期カラヴァッジョの絵画の複製)を撮影またはスキャンし、デジタルでスキャンのレイヤーを積み重ねます。これにより、コントラスト、明るさ、不透明度の微妙な変化を細かく制御できます。結果として得られる画像は、表面が驚くほど光学的な強度を持つ大規模なCプリントであることがよくあります。
カーンの作品は、彫刻や絵画にまで広がりました。彫刻作品では、鋼板、立方体、水平の石板などの素材を使用し、楽譜や祈りのテンプレートで表面をサンドブラストして、文化的、視覚的、映画的、時間的な記憶が密集した共感覚的な全体に融合する方法についての研究を続けています。
これまでも国際的な会場でも個展を開催していますが、昨年イドリス・カーンはミルウォーキー美術館でアメリカの美術館で初の個展を開催しました。
彼の作品は、イギリスのロンドンにあるサーチ・コレクション、サンフランシスコ近代美術館、ニューヨークのソロモン・R・グッゲンハイム美術館、イスラエルのテルアビブ美術館、オーストラリアのシドニーにあるニューサウスウェールズ州立美術館、フィラデルフィア美術館、サンフランシスコのデ・ヤング美術館、フランスのパリにあるジョルジュ・ポンピドゥー・センターなど、世界中の多くの機関の永久コレクションに収蔵されています。
以前もこのシリーズ入ってきた時は一瞬でなくなっちゃいました。次はいつ入ってくるのか分かりませんがイドリス・カーンの作品は近々別の作品がS&Tにもやってきますのでお楽しみに👍
これも早く見たいですね〜。
妄想を膨らませながらブログチェックしておいて下さいね。(笑)
それでは皆さん本日も良い1日を。