こんにちはS&Tの上村です。昨日も『本とアート』展にお越し頂きましてありがとうございました。本日は私は在廊しませんのでもし、急にいらっしゃるなんていう方はご一報下さい。駆けつけますよ。10分ぐらいお待ちいただくかも知れませんが…😅

『本とアート』展もいよいよ大詰め。何か気になるものがある方はお早めにご予約下さいね。先日も購入したお客様がいらっしゃって自分が押さえた作品に赤い丸のシールが貼られていると安心すると言っていました。そして、私のものなんだとちょっぴり優越感に浸れるなんていう方もいましたよ。(笑)

皆さんそうですが、自分が選んだものを褒められると嬉しいようです。何だか目利きになった気分なんだそうですよ。😄

さて、スコットランドではこんな話題も。かつてたった5ポンド(約900円)で購入され、その後スコットランドの倉庫に約25年間放置されていた大理石の胸像が、LAのJ・ポール・ゲティ美術館及びパリのルーブル美術館での展示を経て、オークションに出品される可能性が出てきたんだそうです。

その予想価格はなんと250万ポンド(約4億6000万円)❕❕❕

もっと驚くのはその作品が市の保管庫のドアストッパー代わりに使われていたんだそうです。4億6000万円のドアストッパーって(笑)

ドアストッパー代わりになっていた250万ポンド(約4億6000万円)以上の価値があると判明した大理石の彫刻(笑)

時々こんな話が出てきますがなんでこんなことになっちゃうのか不思議です。

この売却が決まれば社会的に恵まれない地域のための資金に充てたり、様々なプロジェクト予算に充てることができ市議会には願ってもない話です。

一方でスコットランド以外の誰かの手にこの彫刻が渡ることを危惧する人々もいて色々問題がありそうです。

こうした芸術作品の販売に関する公開協議は、スコットランドでは2015年コミュニティエンパワーメント法に基づいて義務付けられており、最短でも8 週間の開催が求められるそうです。日本とは大違いですね。

じっくり議論をして決めてほしいなと思いますが、私はドアストッパーにしておくような市議会に置いておくよりは売却しちゃったほうがいいんじゃないかとは思いますが。(笑)

公務員の皆さん。皆さんの職場の倉庫にも、もしかしたらそんなものが眠っているかもしれませんよ。一度きちんと整理して発掘してみた方がいいかもしれませんね。

色々面白い話が転がっていますが、滅多にないからニュースになるんですけどね。(笑)

やっぱりアートは面白い。

それでは皆さん本日も良いI日を。