こんにちは、S&Tの上村です。本日いよいよプチ湯浅克俊展は終了です。まだご覧になっていない方は急いで下さいね。ご予約が必要なためピンポイントでのご案内しかできませんのでいらっしゃる場合は必ずご連絡下さい🙇
彼の初となる大型画集も中身を拝見しましたが非常に素晴らしい。これが5,000円(税別)は安すぎる!!!!
彼がもっともっと大御所になっていったらそんな価格はあり得ないんでしょうね。ちなみに彼は現在ドイツでの展示のために出張中です。🤗
これからの活躍が本当に楽しみです。
そして、今週木曜からは予定通り写真作品の展示を行います。展示替え出来次第状況ご報告しますのでお楽しみに。👍
さて、神奈川県立近代美術館 葉山でコクション展『中西夏之 光の条件』が始まっていますね。ここ結構私好みの展示やりますね。一昨年のアレック・ソスもここじゃなかったですかね。
中西夏之さんと言えばだいぶ前になりますが洗濯バサミのインスタレーションで使った洗濯バサミを販売したことを覚えています。あれを見た時はなんじゃそりゃとびっくりしたもんです。(笑)
今考えると中々貴重なものでしたね。
今更書かなくてもいいと思うので彼についてや展覧会については神奈川県立近代美術館のWEBサイトの方でご覧ください。リンク貼っておきますね。
https://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition/2025-h-collection1/
先日の後藤克芳さんといい日本人も良い作家たくさんいるんですけどね…。😅
それ以上は言いません。
と言うわけで本日の1品です。

archival pigment print
19 x 19, 28 x 28, or 38 x 38 inch
久しぶりのご紹介ですね。LYNN GEESAMANは1938年生まれのアメリカ人写真家です。科学者として学んだ彼女は公共の公園、果樹園、運河、そしてトピアリーガーデンなどの人工風景を撮影しています。彼女自身が述べているように、主題よりも構成、幾何学、そして形を重視して写真を撮影しています。
人物は写っていませんが、生垣の手入れの行き届いた状態や木々の対称的な配置を通して、人間の介入が確かに存在しています。
抽象と具象の間の緊張は彼女の作品の多くに見られ、それは部分的には彼女独自の印刷技法によって実現されています。この技法は色彩を強調し、写真に柔らかく、まるで焦点がぼけているかのような質感を与え、初期のピクトリアリズム写真家をも想起させます。こうした夢のような表現を通して、彼女は撮影したそれぞれの場所と彼女自身を結びつける感情的な底流に触れ、作品の形式ばった最初の印象を相殺しています。
独特の色彩と光の使い方によって、彼女は高度に構造化された風景と、その幻想的、あるいは異世界的な性質との間の緊張感を生み出しています。
初めて彼女の作品を見た方は水彩画だと思って見ている人も少なくありません。
残念ながら2020年に亡くなっています。
以前入荷したものは全て完売しておりますが、もちろんお取り寄せも可能です。
ご興味ある方は遠慮なくお問い合わせ下さい。
それでは皆さん本日も良い1日を。