こんにちは。S&Tの上村です。昔から春は変な人が出てくると言いますが、最近はそんな人見かけないなと思っていたら、昨日の春の陽気に誘われて久々に見かけちゃいました。(笑)
それは車で信号待ちをしている時のことです。横断歩道を渡って来る一人のおじさん。電撃ネットワークの南部虎弾さん風でかなり目立っていたのでついつい目がいってしまいます。(笑)
まさにこんな感じ。

多分その場にいた皆さん見ていたと思いますよ。
しかし、その風貌だけではなくてニヤニヤしながら時折腰を落としてファイティングポーズをとりながら横断歩道を渡ってきます。😅
そして信号が変わるギリギリにようやく横断歩道を渡り終えたおじさんはしばらくファイテイングポーズをとった後、ポケットに手を入れてニヤニヤと歩き出しました。
思わず目があわないようにしながら、車のロックをかけちゃいました。(笑)
昔はセーラー服を着てものすごい速さ(これが本当に速い!)で暴走するおじさんなどいましたが、最近はそういうのもあまり見かけなかったので新鮮だったのと怖かったのと半々でした。^^;
春の暖かな陽気は人間を狂わせるんですかね?
アーティストもある意味狂気が宿っている方が面白いのですが、お友達にはなれませんね。(笑)
というわけで本日の1品です。

30 color prints of photographs of street signs showing missing women that cover the walls of Ciudad Juarez, Mexico from the nineties until today
Each: 100 x 70 cm
Total: 200 x 705 cm

Installation view
Teresa Margollesは1963年メキシコ、シナロア州クリアカン生まれのアーティストです。現在、メキシコシティを拠点に活動しています。
彼女の作品はほとんどの場合、政治的腐敗と社会的排除に起因する暴力犯罪の物理的な残骸が組み込まれています。時には血に染まったシート、粉々になったフロントガラスのガラスの破片、弾丸に覆われた壁、などが作品に用いられます。
それにはやはりメキシコの社会的な背景があるのでしょう。
彼女は2012年にアルテスムンディ賞やプリンスクラウス文化開発賞など、数々の賞を受賞しています。ヴェネチアビエンナーレの国際企画展部門でも特別表彰されています。
彼女の作品はコレクションとしてというよりは一度は見ておきたいものです。