こんにちは。S&Tの上村です。スイスでは今もマスクがコロナに有効なのかそうじゃないのかを毎日議論されています。

そんなスイス政府は先月、文化業界向けに総額2億8000万フラン(約310億円)の経済対策を講じると打ち出していて、その内訳が6日に発表されました。大まかにいうと、1億フランが文化関連の非営利団体に、2500万フランが個人への緊急助成に充てられるそうです。また1億4500万フランを文化関連企業・個人の減収分の補償、1000万フランをアマチュアの音楽・演劇団体の支援に使うんだそうです。素晴らしいですね。

ただし、そんなスイス政府でも2ヶ月限定の支援だそうです。また、出版社や楽器メーカー・販売店、ビデオショップ、ダンスクラブ、ナイトクラブは政府の緊急対策の対象外。建築会社や写真現像業者、図書館、美術品ディーラーも、資金援助を請求できないんだそうです。(⌒-⌒; )

日本ではマスク2枚が来週より配布されるそうですが・・・。💦

その総額はおよそ466億円と言いますが、そんなマスク自分で作れそうですね・・・。他にやることがあるような。

日本はいつになったらまともな支援策を考えるんでしょうね。おそらく文化的なものの支援は一切しなさそうですが、そんな日本ではおそらくこの騒動の収束後はますます世界から遅れをとってしまうことでしょう。

私ができることはアートの発信ということぐらいですが、それでも日本政府よりはまともな活動に思えて仕方ありません。

日本は本来文化的なものがたくさんある国のはずです。でも、危機に陥った時にはそういうものをあまり大切にしない国であるように思えます。(あくまで私見ですが。)皆さんもこの騒動に振り回されることなく、文化的なものを決して忘れないで欲しいなと思います。

残念なことですが、政府があてにできない以上それぞれで文化を守っていくしかなさそうですね。