こんにちは。S&Tの上村です。あっという間に9月も終わりですね。ここのところバタバタしていて時間が経つのが早い!!!^^;

先日懐かしい再会を果たした際に、ついでに以前から見たかった塩田千春展をようやく見てきました。朝一で行ったのですがバスキア展も始まっていて長蛇の列でした。団体客とちょうどタイミングが一緒でちょっと嫌だなぁと思っていると案の定かなり見づらかったです。

写真オッケーの展示だったので、もう入口付近から写真を撮ることに夢中になっている方がたくさん。自撮りを何回もやり直している方もいて、正直どいてほしかった。👊

この様子を見ていて、『この人達は本当に作品を見ているんだろうか?』と疑問に思っちゃいました。もちろん私もこれはと思う作品は撮ることもありますが、やはり作品を堪能したいので写真を撮ることなどいつも忘れてしまいます。せっかく本物を見ているのに集中できないし、もったいないと思います。やっぱり作品は実物を見て肌で感じないと何もわからないところがあるからです。おそらく前述の方達は作品を見にきているのではなくて、写真を取りにきているのだと思います。

海外の美術館などは昔から写真オッケーなところが多いのですが、日本もだいぶ写真オッケーなところが増えてきました。しかし、私は日本は写真禁止にするべきではないかと思います。海外では写真オッケーと言いながらもそんなに日本のように撮影している姿はあまり見かけません。撮っているのは観光客くらいです。日本はおそらくSNSにあげるために一生懸命撮っているのだろうなと思う方がたくさんいて実際にアート作品を楽しんでいる方は少ないようですね。悲しいことです。

だって作品を後で思いかえしたかったらカタログを買えばいいわけじゃないですか?せっかく実物を見るチャンスに恵まれているのだからもっと作品を見て、感じろと声を大にして言いたいです。残念ながらアートに対する認識が何十年も前からあまり変わっていない日本の現状に悲しくなっちゃいました。だからアートに対しての認識が成熟していない以上、やはり写真は禁止というのがいいのかなと。(あくまで私個人の意見です。)

その後、先日もブログで書いた感動の再会を果たしたのでその日はアップダウンが激しかったです。(笑)

皆さんはどう思いますか?