こんにちは。S&Tの上村です。昨日は若手のアーティストとしばし歓談。アートとアートのようなものの違いや地元のアートの現状、教育に至るまでいろいろそれぞれの考えを言いたい放題言い合いながら楽しいひと時を過ごしました。(笑)

S&Tでは福袋プロジェクトが進行中ですが『この組み合わせがおもしいろいかな?』とか『このコンセプトはどうなんだろう?』とか苦戦中です。お客様の顔を思い浮かべながら考えるのは楽しいのですが…。

普段のS&Tではお取り扱いのない作家や若手の作家と世界の作家との夢のコラボ(?)のような2〜3点の組み合わせになると思います。現在急ピッチで進行中です。妄想を膨らませながらお楽しみに。

現在はプチマルセル展を開催していますが、ちょっと先週までバタバタしていたので中々ご予約頂けずすみませんでした。😅

こちらは今週より本格的にお見せできるかと思います。シートでお見せしますが額のサンプルもご用意しております。これがまた素晴らしいウォルナットのフレーム。こちらも合わせてご覧くださいね。

他にも続々入荷しておりますのでお久しぶりの方はぜひ足を運んで下さいね。自分で言うのも何ですがワクワクすると思いますよ。

また、来年の展示などの話もちらほら進行中です。年末年始も関係なく次々と色々やることてんこ盛りなS&Tです。

と言うわけで本日の1品です。

“Waterfall, Chelsea Hotel, New York” 1978 / Ching Ho Cheng
Gouache and ink on rag board. 

S&Tでもだいぶお馴染みになってきましたね。Ching Ho Chengの作品ですがこちらは彼が亡くなる前に住んでいたChelsea Hotelを題材にした作品です。自分の部屋でシャワーを浴びながら構想を練ったんですかね。何気ない普段の景色のようですがやはり彼らしい狂気を感じます。

Ching Ho Chengはキューバのハバナ生まれで、1970年代から1980年代にかけて活躍した現代アーティストでした。彼はクーパーユニオンで絵画を学び、タオイズムの教えに没頭し、チベットの芸術、ホピ、ナバホの工芸品などを参照しその折衷的な作品を探求しました。 1970年代初頭、彼はパリとアムステルダムで数年間過ごし、1976年に最初の個展を開催しました。その年にニューヨークに戻ったとき、彼は伝説的なチェルシーホテルに定住し、ホテルの他のクリエイティブな住人とのつながりを築きました。わずか42歳で亡くなってしまったのは非常に残念なアーティストの一人です。

彼は生前『私にとって絵画はとてもスピリチュアルなものです。 それは私がする最も精神的なことです。』と言っていました。

もちろんお問い合わせはS&Tまで。

それでは皆さん本日も良い1日を。