こんにちは。S&Tの上村です。みなさん川村文化芸術振興財団ってご存知ですか?
こちらは2017年に文化芸術によって、人々の創造性や表現力を育み、心のつながりや、理解し尊重し合う多様性を受け入れることができる心豊かな社会づくりを目指し設立されました。若手文化芸術家に対しての活動を支援し、これまで培われてきた文化芸術を継承・発展させ、独創性のある新たな文化芸術の想像を促進することを目的としています。
素晴らしい取り組みですよね。
そのメンバーがこれまたすごいんです。株式会社大林組の会長をはじめとし、金沢21世紀美術館特任館長の秋元雄史氏、セゾン現代美術館の堤たか雄氏など錚々たる顔ぶれが評議員となっています。いずれもその道の一流のプロたちによって成り立っている財団です。これは本物ですね。
今年の1月22日に、その第2回目のソーシャリー・エンゲイジド・アートに対する支援助成事業に、アーティストの琴仙姫(クム・ソニ)が日本に住む脱北者、元北朝鮮日本人妻との共同アートプロジェクト『朝露』を選出したと発表しました。同プロジェクトには上限400万円が助成されるそうです。
こういう文化にきちんとお金を出そうという取り組みは本当に素晴らしいと思います。お金を出せば良いという話でもないですが、お金がないと制作もできないのも現実です。作品を購入することもある意味一つの支援です。これからもたくさんの方達がこういう動きに賛同していってくれると嬉しいなと個人的に思います。
こんなにすごくはないんですが、S&Tでもアートショップ など作家の支援やアートを広める活動を目的としたものを出来る範囲で取り組んでいます。今後もこういう活動を広げていけるように作品の方もたくさんご紹介していきたいと思いますので楽しみにしていてくださいね。