こんにちは。S&Tの上村です。ご存知の通り私は山形県でアートディーラーをしていますが、まだまだアートを気軽に購入するという文化が根付かず日々悪戦苦闘しています。もっともっと本物のアートに触れ合う場が必要に感じている中、少しづつそういう施設も増えてきているようには感じています。
そんな状況の中、今年12月に山形県の文化・芸術活動の新たな拠点となる「山形県総合文化芸術館」がいよいよプレオープンします。「やまぎんホール」の老朽化に伴い建設が始まったこの施設。地上5階、地下1階で、延べ床面積は約1万6千平方メートル。3層構造のメインの大ホールに客席2001席を備え、県内随一の規模を誇るそうです。大ホールの客席のいすはMoMAの恒久コレクションでも知られている「天童木工」が、そして緞帳(どんちょう)は山形市出身の世界的工業デザイナー(フェラーリのデザインでも有名ですよね)、奥山清行氏がデザインしているんですよ。\(^o^)/
その利用料ですが現行の2倍近くになるということで、『高い』とかいう意見も出ているようですが、私はその内容によるのではないかと思っています。
山形県には世界に誇るべきものがたくさんあります。だからこそ、見るだけでなくもっと生活の中にアートを取り入れて欲しいなぁと思います。
なにはともあれいよいよ箱が出来上がります。あとはその内容に注目していきたいなぁと思います。個人的には非常に期待したいところです。