こんにちは。S&Tの上村です。先日の中学生が妻有の展示作品2点を壊した問題での作家のコメントが素晴らしいですよね。もうご存知の方も多いと思いますが、まだ知らない方のために掲載しておきますね。

「重要なのは、生徒たちが内なる不満や怒りや欲望をさまざまな違った形で表現できるように支えること」「修復を通じて、この事件が彼らや彼らのコミュニティ、そして芸術を愛する人々に悪い爪痕を残さないよう、最善を尽くしたいと思います」  〜9日のクワクボリョウタさんのTwitterより抜粋

素晴らしいですね。大人です。🤗

さて、Andy Denzlerの作品が先日のSBIオークションに出品され高値がついたことは記憶に新しいところですが海外のオークションでも軒並み作品が出品され高値をつけています。もうかなり定番になってきた感はありますね。

S&Tでのお取り扱い開始時からは考えられない躍進ぶりです。

嬉しい反面、価格が上がりすぎているので中々手を出しづらくなっちゃったのはちょっと悲しいですね。

しかし、ご安心下さい。S&Tでは初期からのお付き合いのためまぁまぁ彼の作品は入手が可能です。あんまり大きな声では言えないんですが。(笑)

しかもオークションで買うよりおそらくお買い得に購入できますよ。🤗

ま、作品にもよりますが。

もし、ご興味ある方いれば遠慮なくご相談下さい。

もちろんどんな作家もそうですが全ての作品が良いわけではないのでしっかり吟味して下さいね。そのほうが私も安心して嫁に出せるので。(笑)

最近はあまり大っぴらには宣伝していませんでしたが彼の作品はS&Tは得意なのでまずはお問合せしてみて下さいね。

思い起こせば当初はかなり安かった。その頃買った方は嬉しい思いをしていることでしょう。売らないとは思いますが。😅

というわけで本日はAndy Denzlerの作品から。

Introspection III, 2019 / ANDY DENZLER
Oil on canvas
180 x 450 cm

アンディ・デンツラーは1965年にスイスのチューリッヒで生まれ、現在も同地で制作しています。2006年にロンドンのチェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインを卒業し、美術修士号を取得しました。彼の絵画は、彼自身の世界に対する認識を表現しています。それらは、スナップショット、フリーズ・フレーム、歪んだ動きとして制作され、フォトリアリズムと抽象表現主義を融合したスタイルとなっています。それは、フォトリアリズムと抽象表現主義を融合させたスタイルであり、一時停止したフィルムスチルであると同時に、徹底的な抽象化のエクササイズでもあります。その結果、選ばれた瞬間に凍結されたアクションシーンのような印象を与えます。デンツラーは、流れるような水平方向の筆致で、重厚なインパストのディテールを何層にも塗り重ねることによって、彼の絵画のユニークで特別な美学を実現しています。また、デンツラーの作品には他のメディアを暗示するものが多く、タイトルや題材はしばしば映画に関連しています。彼の絵画は「ポートレート」、「インテリア」、「人物と風景」、「ゾーン・ペインティング」の4つのグループに分けられ、絵画、ドローイング、彫刻として制作されています。

今回ご紹介したような三連の絵画はデンツラー作品ではよくみられます。

もちろんお問い合わせはS&Tまで。