こんにちは、S&Tの上村です。今日までで年末年始のお休み終わりの方も多いんじゃないでしょうか?
ウチはいつもより忙しくなかったお正月でしたが、何だか充実していたお正月だねなんて嫁と話していました。特に何かしたわけではないんですが。😅
さて話は変わりますが、私お笑いも大好きなんです。先日も石塚さんとそんな話で盛り上がりました。そんなつながりで思い出したのが、見取り図のリリーさんの話。
リリーさんは美術の教員免許を持っているんですよね。彼が何かのインタビューでこんな答えをしていました。
『学生の頃は(アメデオ・)モディリアーニとかめちゃ気持ち悪いと思ってたんですけど、今見たらめっちゃいいんです。自分の精神年齢によっても違うのかも』と。
彼は今でもお酒を飲みながら絵を描いたりしているようですが、絵の見方についてこんな風に感じているようです。
これには私も同感ですね。こんなことって皆さん経験ありませんか?
芸能人がアート作品を作って販売していたりするのには私は懐疑的であまり賛成できませんが、リリーさんのようにきちんと基礎を学んだ人の言うことは至極真っ当だなと思います。彼の作品もどんな作品を作るのか見てみたい気もしますね。(笑)
ま、知識があるからいい作品が作れるわけではありませんが。😅
あくまで私見です。
と言うわけで本日の1品です。
2回目の登場です。
Roe Ethridgeはポストモダニズムの商業写真家および芸術写真家で、写真の可塑性、つまり写真がいかに簡単に複製され、組み換えられて新しい視覚体験を生み出すかという研究で知られています。彼はすでに公開されている画像を採用して現実の新しい彫刻的なシミュレーションを加えたり、あるいは古典的な構成を高度に様式化したバージョンを作成したりします。たとえば、Vice 誌の表紙に登場したカビの生えた果物のボウルの静物画や、意外な要素のある風景画や肖像画などです。2008 年のホイットニー ビエンナーレに参加して以来、彼の作品は、ニューヨーク近代美術館、ボストン現代美術館、ロサンゼルス現代美術館、テート モダンなど、いくつかの主要な公立美術館に収蔵されています。2010 年には、彼の作品が MoMA の 25 周年記念ニュー フォトグラフィー展に展示されました。
彼は、広告分野のコマーシャル・フォトグラファーとしての経験から、アーティストとしての仕事を発展させ、これらの設定を、もはや広告という虚構の世界に焦点を当てるのではなく、それを内側から見つめる参照枠として遊び心たっぷりに使っています。セッティング(またはセッティングの一部)が主人公となり、登場人物は現実のペルソナとして演じます。
また、広告や商業的なディスプレイを、ウォーカー・エヴァンスや後期ポップ・アートの伝統にのっとり、オブジェとしての性格を与えたり、文明の痕跡として捉えたりするような率直さで、シンプルに描写する写真も制作しています。彼は、意図的に不正確な色彩でさえも、現代の西洋文化に対する遊び心に満ちた批評として展開できるほど、ありふれた技術的・芸術的媒体としての写真を提示することで、現代の時事的な問題として、高尚と低俗、現実と虚構の間の抑圧的な狭間に取り組んでいます。
やっぱり彼の作品は面白いですよね。気になります。
今後注目のアーティストであることは間違いないでしょう。オススメです。
オリジナルもすでにまぁまぁしますが、ご興味ある方は今のうちに手に入れた方が良いかもしれませんね。その時は遠慮なくS&Tへご相談下さい。
それでは皆さん本日も良い1日を。