こんにちは、S&Tの上村です。腰を痛めてからちょっとづつS&Tにある作品をインスタにあげ始めましたが今更ながらやっぱりインスタの方が皆さんのレスポンスが良いですね。(笑)

今年はWebサイトの方も少し改良していく予定なのでインスタもちょっとづつ改良していきますね。ま、できる範囲でですが。😅

それでもやはり興味を持ったものは実物を見て欲しいですね。しつこいのですが、実物と画像は似て非なるもの。全く違うんですよ。

だから興味持ったらすぐ予約して実物を見に来て下さいね。

そして、S&Tへ来て自分の目で確かめて下さい。私の言うことがよくわかるはずです。

それでもまだ、ある程度知名度のある人の作品は想像がつきますよね。それが若手となるとインスタやウェブなどでの画像では全く判断がつきません。💦

今は自称アーティストも含めいろんな人がインスタで作品を売っていたりしますがこれもどうなのかと…。

一つだけ私が言えることは、インスタなどで見た作品と事物の作品は全く違うということ。そして、インスタ映えする作品は大抵はダメで、作っている人たちも偽物だという事ですかね。😓

だからウチで取り扱っている若手の作家達の作品は、まぁインスタ映えしない事(笑)

あくまで私見です。

というわけで本日の1品です。

Immaculée #3, 2007 / Miles ALDRIDGE
Chromogenic print
61,34 x 47,5 cm
Edition of 10, plus 2 AP

久々のご紹介ですね。Miles ALDRIDGEの作品から。

Miles Aldridgeは1964年イギリス生まれのアーティストです。元々ファッションフォトグラファーとしてキャリアをスタートしましたがその才能はその枠をこえ数々のギャラリーで個展が開催され現在に至ります。

彼は、フィルム・ノワール、美術史、ポップカルチャーを参考にした、目を引く、非常に様式化された写真で、90年代半ばに有名になりました。

有名なアートディレクター兼イラストレーターのアラン・アルドリッジの息子である彼は、父親からニコンFカメラを与えられた幼い頃から写真に興味を持ち始めました。その後、セントラル・セント・マーチンズでグラフィックデザインを学び、1987年に学士号を取得して卒業しました。

高く評価されている色彩学者であるアルドリッジは、鮮やかな酸味のある色調のパレットで精巧な演出を描きます。これらの魅力的で、しばしばエロチックなイメージは、完璧な表面の下に不吉な底流が渦巻く、社会の理想的な家庭の幸福観を探ります。アルドリッジは30年以上にわたって多作に活動しており、現在も主にフィルムで撮影する数少ない写真家の1人です。彼の創作作品には、大型のCタイププリント、ポラロイド、スクリーンプリント、グラビア写真、ドローイングなどが含まれます。

彼の作品は特にその色彩感覚が非常に優れています。過去に『奇妙な美しさ』という展覧会も開催されたことがありますが、そのタイトルは彼の作品を端的に言い表しているのではないでしょうか?

現在はS&Tには作品はありませんがそのレアな画集が出品されています。

もちろん作品もお取り寄せ可能ですのでご興味ある方は遠慮なくお問い合わせ下さいね。

それでは皆さん本日も良い1日を。