こんにちは。S&Tの上村です。私の地域は最近なんだか寒いくらいです。まだ8月半ばなのに。^^;

最近暑くなったり寒くなったりとジェットコースターのような天気なので皆さん体調崩さないようにして下さい。大雨の土砂災害も世界中のあちこちで大変ですね。

地球は一体どうなっているのか。なんて考えているともう来年のカレンダーの話題が。

昨年のピレリカレンダー制作は新型コロナのパンデミックで残念ながら中止となりましたね。2022年版はロサンゼルスとイタリアのカプリ島で撮影されました。ピレリカレンダーの今年の撮影がブライアン・アダムスさんだと発表されたのは6月のことです。その撮影の様子が公開されています。

撮影現場のブライアン・アダムス(右)

ブライアン・アダムス?と思った方も多いかもしれませんね。

『Summer of 69(想い出のサマー)』や『Heaven』なんかのヒットで知られるミュージシャンのブライアン・アダムスと言ったほうがピンとくる方多いことでしょう。

そんな経歴なんであまり期待していない方もいらっしゃるかもしれませんが最近は大手オークション会社の写真のオークションに常連で顔を出していたりと大活躍です。かれこれもう10年以上にわたってプロのカメラマンとしても活動しているんですよ。

私も写真のオークションなどを見ているとよく見かけていたので最初は『あのブライアン・アダムスだよね?』と首を傾げていました。(笑)

豪華スターが被写体となることで知られるピレリカレンダーですが、今年のテーマは「On the road(ツアーの途中)」。

ブライアン・アダムスっぽい。😅

撮影者も被写体もミュージシャン同士なのでお互いを理解するのにそんなに時間はかからずうまく撮影ができたそうです。

1964年に初めて刊行されたピレリカレンダーは、女性の官能的な描写で有名ですが、#MeToo(ミートゥー)運動の時代を経てからは変革の試みが続いています。最近の作品では女性の地位向上に焦点を当てるほか、モデルの顔ぶれも一段と多様化していますが、アダムスは今回複数の男性を被写体に加えることで別の方向性を示しています。

歴代のカレンダーを並べて眺めたらその時代の様子が分かりそうですね。

アダムスさんはこう語ります。『現実と向き合おう。我々男性も、女性と同程度に物として見られなくてはならなかった。』と。そして、『「古い習慣に従い」、写真を通じて女性をセクシーに見せることはしない。』と言い切っています。

アダムスさんの写真は「非常にセクシーでありながら、露骨なセクシーさを伴わない」表現となっています。

それにしても2足の草鞋でどちらも成功を収めるなんて羨ましい限りです。これまで生きているとちょいちょい感じてはいましたが、天は二物を与えるんですよね。(笑)

ブライアン・アダムスさんの写真を見てみたい方は検索してみて下さい。すぐに出てきますよ。