こんにちは、S&Tの上村です。昨日は妊婦さんに作品を堪能してもらいましたがS&Tに妊婦さんがいらっしゃるのは私の記憶では初めてじゃないですかね。
あまり美術館などにも行ったことがないようですが、一通り説明してたっぷりと堪能して頂きました。かなり癒されたようです。😆
アートセラピーを思い出し非常に良い胎教だななんて勝手に想像していました。(笑)
その方が特に興味を示したのがイドリス・カーン。何度も見ていたようですが、上の息子の頭の中がこんな感じとおっしゃっていました。すごい息子さんですね。😳
将来が楽しみです。
S&Tではこんなお客様もいらっしゃるんですよ。
心も体も癒されたようです。無事に出産されること祈ってます。🙏
さて、ちょっと驚いたニュースが第61回ヴェネチア・ビエンナーレのキュレーター、コヨ・クオさんが急逝したというニュース。
彼女はヴェネチア・ビエンナーレ史上初のアフリカ系女性キュレーターで国際的な注目が集まっていました。
財団は公式声明で、『彼女の逝去は、現代美術の世界において、そして彼女の卓越した人間性と知的な献身に触れ、敬意を抱いてきた国際的なアーティスト、キュレーター、研究者たちのコミュニティにおいて、計り知れない喪失をもたらした』とコメントしています。
彼女は2015年には米ニューヨーク・タイムズ紙で「アフリカの傑出したアート・キュレーターの1人」と評されていました。
彼女が温めていた展覧会のテーマとタイトルは5月中に発表される予定だったという事ですが、キュレーション体制や構成内容の今後の対応については、現時点で明らかになっていません。
それにしても驚きました。私と同い年なんですよね。😓
心からご冥福をお祈りします。
いつも定期的に行っている医者も同級生なのですが、行くたびに『もういつ死んでもおかしくない年齢なんだからね。』と言われるのを実感しました。😖
なんか今日は意図せず生と死の話題になっちゃいました。誰もが避けて通れない人生の始まりと終わりですね。
まだまだやりたい事がある私は死にたくないですね。煩悩の塊です。😅
というわけで本日の1品です。

gelatin silver print,
33 x 24 1/2 inches.
たまたまですが昨日もご紹介したZANELE MUHOLIの作品から。
スイスとカメルーンの国籍を持つキュレーターのコヨ・クオさんは世界最大の現代アートコレクションを有するツァイツ・アフリカ現代美術館(MOCAA)の館長も務めていました。
ZANELE MUHOLIは同じ南アフリカ出身のアーティストです。彼女は南アフリカの歴史の中で不可視化されてきたLGBTQの表象を写真で記録し、伝えてきました。アパルトヘイトを超えて「虹の国」になったはずの南アフリカでも、特に黒人のLGBTQのグループは、差別の対象となる現実があります。女性同性愛者は、おぞましいヘイトクライムの対象にもなりました。彼女自身、女性同性愛者としての当事者性も反映しながら、現実を克明に伝えるとともに、被害者性を超えて多様な姿も発信しています。
人生悔いのないように今日を精一杯生きましょうね。そんな事を考えさせられる昨日でした。
それでは皆さん本日も良い1日を。