こんにちはS&Tの上村です。昨日は今年知り合ったアーティストの子が『本とアート』展を見に来てくれたので、ついでにS&Tでも作品をご覧いただきたくさんの話をしました。こうやってわざわざ遠くから足を運んでくれるアーティストは、やる気もあるしこれから伸びるだろうなと個人的に思います。楽しかったようでS&Tのお客様の滞在時間の平均3時間をきっちりと楽しんでいかれましたよ。(笑)

本日はS&Tでは販売できない(大人の諸事情による)作品が到着するので、もしかしたら『本とアート』展は私は少し遅刻するかもしれません。到着次第すぐに駆けつけますが、確実に私とお話ししながら鑑賞したい方は午後からいらっしゃった方が良いかもしれませんね。ご迷惑おかけしてすみません。🙇

さて、もう少し早く書きたかったのですが今月末から開催されるオラファー・エリアソン「THE KITCHEN」が東京に期間限定でオープンされるのを皆さんはご存知ですか?

こちらは麻布台ヒルズギャラリーの開館記念展となる「オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」に合わせてのオープンだそうですが、私は展示よりこの「THE KITCHEN」にどうしても行きたいですね。

以前にもブログで書きましたが私は大の「THE KITCHEN」ファンなんです。以前もNCVでこのレシピを使って番組作ろうと提案していましたが、著作権の関係で実現できませんでした。そのぐらいファンなんです。(笑)

メニューをチラッと見ましたが、一般に受け入れられるメニューにしたようで、ちょっと残念な感じではありますが味は期待したいなと思います。もちろん食べてみないとその辺は評価できませんが。😅

個人的には『塩の結晶のスープ』を出して欲しかった。これが私は度肝を抜かれましたね。(笑)

Studio Olafur Eliasson The Kitchen

オラファーはこう言っています。『彼らが料理に込めるエネルギーや考えはスタジオの空気を驚くほど良くしてくれたんだ。もちろん、僕の作品にもいい影響を与えたよ』と。

また、こうも言っています。

『僕たちはもっと食に関心を持つべき。食は僕らの行動のすべてに影響を与えているし、いい食卓を共に囲むことは、他者への気遣いを高めることでもあると思う』

私も料理が大好きで、料理はその瞬間を楽しむアートだと思っています。

絵画や彫刻と違うのは形としては残らない。でも、しっかりと記憶に残るアートとでもいったところでしょうか。

この本は、ベルリンにあるオラファー・エリアソンのスタジオ内のキッチンで毎日行われている料理の営みの忠実な記録である。オラファーは私たちに、ゆったり生きようと呼びかけている。そして自分の感覚を取り戻すことを、促しているように私には感じられるのだ』 
(アリス・ウォータース,「シェ・パニーズ」オーナーシェフの寄稿より)

どうです食べてみたくなってきたでしょう?

実際にこんな形で食べることができる機会が訪れるとは。これはもう絶対に行くべきですね。

こちらの会期は2023年11月24日〜2024年3月31日。

ご興味ある方はぜひ。

それでは皆さん本日も良いI日を。