こんにちはS&Tの上村です。昨日は10月20日(金)から開催される展示の準備をしていました。テーマは『本とアート』。面白そうでしょう?

まだまだ調整しなきゃいけないところたくさんあるのですが、ギリギリまで面白い展示できるよう頑張りますね。

場所はご近所のブックユニオンさん。実は店長さんとは知り合いで何気ない会話から実現したこの企画なんですね。でも、せっかく私が絡むのでちょっと面白い展示にしようとご提案したんです。

しかし、皆さんご存知のように7月31日に私が倒れてしまって丸々1ヶ月は何もできず先日の辺藝もそうですが準備が後手後手になっています。😅

たくさんの皆さんに支えられなんとかやっていますが、あと3週間。一体どうなることやら。(笑)

お楽しみに。

ちょっとフライングですがご案内しちゃいますね。

『本とアート』 ブックユニオン× S&T 
会期)2023年10月20日(金)~ 11月12日(日)
時間 )11:00 ~ 18:00 (書店 10:00 ~ 20:00) 
場所 )page cafe (ブックユニオンたかはた内) 
   〒999-2174 山形県東置賜郡高畠町福沢459-3 ☎0238-57-4888 
お問合せ) S&T 上村 mobile)090-3361-1933 https://sandtart.net/ 
出品作品) 石塚 由美子 alfonatski トーマス・ルフ ヴィルヘルム・サスナル など

結構長い期間になるのでぜひ足を運んでみて下さい。私はいたりいなかったりですがご連絡いただければ在廊するようにしますね。遠慮なく連絡ください。たくさん本とアートについて語り合いましょう。✌️

さて、先日も書いたエド・ルシェの回顧展が現在MoMAで開催されていますが、9月15日に環境活動家たちが行ったデモで、16人が逮捕されました。

エクスティンクション・レベリオンやクライメート・オーガナイジング・ハブといった環境活動家グループのメンバーがMoMAの内外でデモを行いました。

その時の様子がこちら。

9月15日のデモの様子。

このプラカード気がつきました?

そうです。ルシェの作品を模してるんですね。不謹慎ですが洒落てます。

こちらが元となったルシェの絵。もう皆さんご存知ですよね。

Burning Gas Station, 1965–66, / Ed Ruscha, 
oil on canvas
52.1 × 99.1 cm
© Ed Ruscha

プラカードには『MoMA DROP KRAVIS』という言葉が書かれています。

KRAVISはMoMAの現理事長のマリー=ジョゼ・クラヴィスとその夫ヘンリー・クラヴィスのことですね。

エクスティンクション・レベリオンの活動家であるローラ・エスター・ウォルフソンは『彼らが犯した過ちを認め、KKRとのいかなる関係も断つことを求めます。マリー=ジョゼ・クラヴィスの理事会への参加は、世界で最も重要な文化施設のひとつであるMoMaにとって、忌まわしい汚点です』と述べています。

最近行われた抗議行動のほとんどは、美術館が気候危機に与える影響に直接的に言及するものではありませんでしたが、今回は美術館に対しての直接的な抗議活動という点でこれまでとはちょっと違っていますね。

とはいえ、美術品に致命的なダメージを与える可能性も考えると別の方法で抗議して欲しいなとは思います。😅

一向に治ることがないアートアタックですが、美術品の致命的な損失にならないことを祈ります。

皆さんはどう思いますか?

それでは皆さん本日も良い1日を。