こんにちは、S&Tの上村です。今朝はひどく物悲しい気持ちで目が覚めました。😭

昨夜忙しすぎて不機嫌だったせいからか変な夢を見たのでしょう。どんな内容なのかはあまり覚えていませんが、もの悲しさの余韻だけが残っていて切ない気持ちの朝でした。

私にしてはちょっと感傷的ですね。(笑)

さて、気持ちを切り替えて本日のブログ参りましょうか。

先日湯浅克俊さんと色々現地を視察していて思った事。こんなのできたら良いねなんて話も盛り上がりましたが何気ないその会話の中で気がついた事が。

自ら積極的に様々なアイディアを出してくれていましたが、何よりも驚いたのはその時の少年のようなワクワクした目で語る姿。時にイタズラっぽく笑う姿は心の底から楽しんでくれているのを感じます。

予算もほとんどなく、不手際もいっぱいのイベントに快く参加してくれることを約束してくれたこともそうですが、ただ参加するわけでもなく積極的に楽しんでいる姿勢はやっぱり一流の証だよなと思っちゃいました。

この姿勢こそが一流たらしめている理由なんじゃないかと思います。だって二流の人達は文句しか言わないし、何ならやっつけ仕事だけでお金だけ取るんですからね。😅

いつも文句しか言っていない私はさしずめ5流と言ったところでしょうか?(笑)

そんな5流の私がこんな素敵な人達と仕事ができていることを誇りに思います。やってて良かった。😆

湯浅克俊さんが参加するイベントは9月。詳細は後ほど。お楽しみに。

というわけで本日の1品です。

New Orders, Evertime 09, 2018 / Ori Gersht
Archival pigment print
23 5/8 x 35 1/2 inches. 

イギリスの写真家でありビデオアーティストでもあるOri Gershtは、歴史、記憶、そして風景の関係性を詩的に探求する作品を数多く制作しています。彼はメタファーを通して、紛争や暴力的な出来事、あるいは歴史を視覚的に表現することの難しさを浮き彫りにしています。

オランダの静物画、ロマンチックな風景画、ピレネー山脈のナチス占領地からの脱出路といったテーマは、彼の作品に深く根付いています。Gershtの描くイメージは不思議なほど美しく、鑑賞者は視覚的に魅了された後、より暗く複雑なテーマに直面することになり、美と暴力の間にある強迫的な緊張感を描き出します。その作品には、ホロコーストにおける自身の家族の体験の探求、ボスニア紛争後の風景を捉えたシリーズ、そして伝統的な静物画がスクリーン上で爆発する、高く評価されているスローモーション映像三部作などが含まれています。
彼はこれらのテーマに、単にイメージの選択を通してではなく、写真の技術的限界を押し広げ、真実性への疑問を投げかけることでアプローチしています。Gershtはスローモーション・キャプチャーを用いた作品で最もよく知られています。この作品では、果物や花、その他の物質が高速度の銃弾にさらされて砕け散る様子を捉えた画像や映像を制作しています。

1967年、イスラエルのテルアビブに生まれ、ロンドン王立芸術大学で写真の修士号を取得。その後、ボストン美術館での展覧会や、イギリス・ケント州ロチェスター創造芸術大学の教授職など、批評家から高い評価を得ました。

Gershtの作品は、ニューヨーク・グッゲンハイム美術館、ワシントンD.C.のハーショーン美術館、マイアミのバス美術館、ロサンゼルスのJ・ポール・ゲティ美術館、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館など、数多くの主要美術館に収蔵されています。

https://youtu.be/Ll99T66ykP8?si=-RhVMqJ_6uWsct1i

以前小さい作品が入荷しましたが非常に素晴らしかった。いつもの如くすぐになくなっちゃったのでご覧になった方はほとんどいませんでしたね。😅

ご興味ある方はもちろん遠慮なくお問い合わせ下さい。

それでは皆さん本日も良い1日を。