こんにちは。S&Tの上村です。皆さんフランスのナントっていう都市知っていますか?実はこの街、米タイム誌の「欧州で最も住みやすい都市」で1位(2004年)、そして2016年には「ヨーロッパ最高の街ランキング」でもパリを抑えて堂々の4位にランクインした街なんです。

緑と現代アートが至る所にあふれているこの街は、一年中様々な文化イベントが開催されているそうです。

勘のいいみなさんはお気づきだと思いますが、そう!この街、アートを活用した町おこしの成功例としてよく知られているんです。

日本でも「瀬戸内国際芸術祭」などで町おこしが成功している瀬戸内海の島々が有名ですよね。また、大小様々ですが、近年、町おこしの一つのモデルとして、アートを活用する自治体が増えています。

こういう先駆けと言える都市がナントなんです。

この街はかつては奴隷貿易で栄えた街だったんだそうです。時代とともに廃れていってこれといった産業がなかった為、文化都市を目指して色々なプロジェクトを始めたのがきっかけだそうです。今では、毎年夏の期間中、「ナントへの旅(Le Voyage à Nantes)」という現代アートのイベントが行われ、さらに活気を増しているそうです。

素敵!是非行ってみたいですよね😆

旅の醍醐味は道に迷ってあーだこーだしながら回ることにもありますが、海外旅行はあまり時間がないことが多いですよね。その点ナントでは、地面に引かれたグリーンのラインに沿って歩くだけで、街に溶け込むように展示されている様々な現代アートにたどり着くことができるんだそうです。

特に街に溶け込むように設置されていると知らない場所では作品かどうかもわからないと思うので、これはポイント高いですよね。

今だから言えますが、20数年前実は私、海外のアートフェアで作品を踏んづけていました。(^◇^;)

その他にも、機械仕掛けの遊園地「マシン・ド・リル」などがあります。日本でもテレビ番組で紹介されたことがあります。

また、公園の自然の中にうまくアートが溶け込んでいたりととにかく街中が現代アートに溢れているそうです。

私はしばらく滞在していられそうです。

有名な観光地ばかりでなく、たまにはこういう旅行もいいんじゃないでしょうか?みなさんも海外旅行の参考にしてみてくださいね。

行かれた方は是非上村にお土産話聞かせて下さいね。