こんにちは、S&Tの上村です。昨日は丸一日ほとんど展示に費やしました。それもこれもひとえにお客様に楽しんで頂くため。そして、まだ終わっていないので今日はこれからギリギリまで微調整です。😆
合わせて現在プチプチローズ・ワイリー展開催中ですので皆さん予約してきて下さいね。
それと…。あとは秘密です。(笑)
さて、昨日もお客さんと話していたのですが、S&Tで最近ご紹介しているホットなアーティストMandy El-Sayegh。彼女の作品は本当に素晴らしいですね。現在額装に出しているものがいくつかありますが、このアーティストの検索をカタカナでするとほとんど出てきません。日本ではほぼご紹介されていないからなんですね。
これを見ていてS&TでAndy Denzlerをご紹介し始めた時のことを思い出しました。デジャヴですね。
デンツラーも当初こんな状態でたくさんの方にケチョンケチョンに文句を言われ、初めて持ってきた作品は私がブチ切れて『絶対売らない!』とお蔵入りにしたのは皆さん周知のことですよね。今やその作品がいくらになったかも記憶に新しいことでしょう。
彼女の作品は一見わかりやすい作品で見た目もカッコいいです。しかし、実はそんな単純な作品ではなくそこには強烈なメッセージが。
今のうちにとにかくおすすめしておきたいアーティストの一人です。おそらくすぐに手が届かなくなるでしょう。
デンツラーは私がご紹介した1年後どうなったかは皆さんもちろん覚えていますよね?
さも私が発見したように書いていますが、海外ではすでにかなり知名度が出てきています。
無名の私が言ってもいまだに信じない方もいることでしょう。だから証拠として(?)世界のTOP 200 COLLECTORSのバティア&イダン・オファー(Batia and Idan Ofer)がコレクションしていると言えば信じてもらえますかね?😅
ま、その名前だけで信じるのもどうかとは思いますが。(笑)
https://artnewsjapan.com/article/1293
とにかく実物を見て欲しいということで実は2点ほど仕入れております。
いまカッコいい額を作ってもらっているのでそちらもお楽しみに。
それにしても世界のTOP 200 COLLECTORSのものすごい富豪ぶりはもはや現実のものとは到底思えない別世界ですね。
うらやましい限りです。😅
私もそのぐらい財力があればもっともっと作品買っちゃいますね。ディーラーなのか、ただのアート好きなのかはもはや微妙です。(笑)
皆さんはどう思いますか?
Mandy El-Sayeghおすすめです。🤗
Mandy El-Sayeghは1985年マレーシア生まれのアーティストです。現在はロンドンを拠点に活動しています。
彼女は物質と言語の探求に根ざした、プロセス重視の作品を制作しています。緻密なレイヤーを持つペインティング、彫刻、インスタレーション、ダイアグラム、サウンド&ビデオなど、幅広いメディアを駆使して、身体的、言語的、政治的な秩序システムの形成と崩壊を探求しています。
彼女が特に興味を持っているのは、「部分と全体」の関係を探求することで、重要でありながら未計画なものが、さまざまな小さな相互作用や反復によって出現し、成立していく様子です。彼女は、バラバラの断片、テキスト、どこからか探してきた画像をコラージュし、有機物を模したラテックス、ゴム、粘土のような素材と重ねることで、これを物理的に示しています。手描きのグリッドや幾何学的な型など、単純で反復的なパターンを通して、意識的に意図されたり予期されたりすることのない形式的で物語的な合成を引き起こしています。
彼女は私たちの思い込みや、一般的に疑問視されることのないシステムに対する理解に疑問を投げかけます。
彼女はこう言っています。
『私は工芸品は民族史的な証拠としてではなく、持ち運び可能なエコロジーとして、移動し、旅をし、文化的な均質性ではなく、文化的な混交性に貢献するという考え方に興味がある。これらの要素はすべて、私たちがどのように歴史を読み、どのように現在を消費するかを常に塗り替えているのです』と。
もちろんお問い合わせはS&Tまで。
それでは皆さん本日も良い1日を。