こんにちは、S&Tの上村です。昨日も鬼のような忙しさ。今週乗り切れば少し一息つけるかなぁと淡い期待を抱いています。😅

車が乗れなくなってもう10ヶ月以上経ちますが不便なのは外出が天気に左右されること。歩いての移動の場合、お天気が悪いと遠出も大変です。歩き移動になって予想外のことが不便に感じたりするものですね。勉強になります。(笑)

さて、直島に新しく開館する新美術館の名前決定しましたね。その名も『直島新美術館』

ん〜。どうなんでしょうか。そのままですね。😅

ただし、ベネッセアートサイト直島において、初めて館名に『直島』を冠した美術館だそうなんですよね。これは意外でした。

島の人々との関わりを通して地域の活性化に貢献する美術館のあり方を示すとともに、『アート・建築・自然・コミュニティの共生』のさらなる深化を図る意図が込められているそうです。

これを聞くと納得かなと思いました。

また、『新』には、幅広い活動やアートによる多様な視点や、時代・社会に対する批評精神を重視し、ベネッセアートサイト直島の長年の活動が新しい価値の創造であったことを再確認し、未来を見据えて今後もさらにアート活動を通して既存の価値観に対して問いかけ、挑戦し続けるという意志を込めたということです。

微妙だなと思って失礼しました。🙇

正式ロゴも決定したそうで、来年2025年の開館が楽しみですね。😆

来年は私も遠出できるようになっているといいなと思っています。それを励みに回復するように頑張ろうと思います。

結局アートが私に元気をくれるんですね。

仕事でもあるのですがアートは私の人生の一部だということを改めて感じました。🤗

というわけで本日の1品です。

Blessings (休), 2022 /Mandy El–Sayegh
Oil, acrylic on panel with collaged and silkscreened elements
51 x 51 cm 

Mandyらしい1品ですね。真ん中には『休』の一文字が。マンディのコラージュにはよく漢字やブランドのロゴといったものが登場します。そしてそこに込められた意味を読み解こうとするといつの間にか時間が経っているんですよね。(笑)

Mandy El-Sayeghは1985年マレーシア生まれのアーティストです。現在はロンドンを拠点に活動しています。

彼女は物質と言語の探求に根ざした、プロセス重視の作品を制作しています。緻密なレイヤーを持つペインティング、彫刻、インスタレーション、ダイアグラム、サウンド&ビデオなど、幅広いメディアを駆使して、身体的、言語的、政治的な秩序システムの形成と崩壊を探求しています。

彼女が特に興味を持っているのは、「部分と全体」の関係を探求することで、重要でありながら未計画なものが、さまざまな小さな相互作用や反復によって出現し、成立していく様子です。彼女は、バラバラの断片、テキスト、どこからか探してきた画像をコラージュし、有機物を模したラテックス、ゴム、粘土のような素材と重ねることで、これを物理的に示しています。手描きのグリッドや幾何学的な型など、単純で反復的なパターンを通して、意識的に意図されたり予期されたりすることのない形式的で物語的な合成を引き起こしています。

彼女は私たちの思い込みや、一般的に疑問視されることのないシステムに対する理解に疑問を投げかけます。

彼女はこう言っています。

『私は工芸品は民族誌的な証拠としてではなく、持ち運び可能なエコロジーとして、移動し、旅をし、文化的な均質性ではなく、文化的な混交性に貢献するという考え方に興味がある。これらの要素はすべて、私たちがどのように歴史を読み、どのように現在を消費するかを常に塗り替えているのです』と。

中々お見せ出来ていませんがS&Tにも現在1点入荷中です。ぜひ多くの方にご覧頂ければと思っています。🤗

遠慮せずにご連絡下さいね。

それでは皆さん本日も良い1日を。