こんにちは。S&Tの上村です。昨日は閉店間際にたくさんの方にご覧いただきました。伊東君も在廊でしたが大活躍です。

ちょっと残念だったのがマナーの悪い方が何名かいたこと。まだまだ教育(?)が必要なんだなと感じた瞬間もありました。詳しくは書きませんが日本は発展途上国なんだなと感じ悲しくなりました。ちょっと偉そうですがあくまで私見です。💦

一方で作品を見ていたく感動し、ため息を漏らしている方もいらっしゃったのがせめてもの救いでした。

本日は石川琢弥さん、高橋ひかるさん両名が在廊予定となっております。ぜひ色々ご質問してみて下さいね。😃

本日は混雑が予想されますのでお時間余裕を持っていらっしゃると良いかと思います。ご迷惑おかけしますがよろしくお願いします。🙇‍♂️

混んでいて待っている時は温泉に入ってから出直せますよ。o(^-^)o

さて、ピカソの初期の代表作『Le Moulin de la Galette』 (1900)は皆さんご存知ですか?

Le Moulin de la Galette / Pablo Picasso

グッゲンハイム美術館に所蔵されているこの作品ですが、この度新たな発見が!

グッゲンハイム美術館はこの作品の修復調査の結果、テーブルのそばに可愛い愛玩犬が描かれていたことを発見したと発表しました。

X線調査の結果現れた、赤いリボンの愛玩犬

シニア絵画保存者であるジュリー・バーテンは「構図の中でかなり重要な位置にあったはずのイヌを、急いで塗り潰したような跡があったことが興味深かった」と語っています。

『Le Moulin de la Galette』は、当時ピカソが住んでいたモンパルナスの大衆的なダンスホールを描いたものです。電灯や、異なる階級の人々が混在する空間など、急速に近代化するパリの姿を詳細に描いています。

この絵は制作された1900年、画商のベルト・ヴァイルによって250フランで販売されました。2007年、グッゲンハイム美術館はこの作品について、元所有者の相続人から「強引に販売させられた」と返還請求を受けたが、2年後に相続人との間で和解しています。

ピカソはなんでイヌを塗りつぶしたんでしょうね?

想像はつきません。

これぞアートのロマン。

この作品は没後50年にちなんで8月中旬まで同館で開催中の『パリの若きピカソ』展で見ることができます。

現在開催中の『TRONIES〜3人の肖像画〜』の若い3人のアーティストの作品もそんな視点で見てみたらまた新たな発見がある?かも?

何百年後X線検査にかけられていたりして?(笑)

いつもながらやっぱりアートは面白い!

本日も『TRONIES〜3人の肖像画〜』でお待ちしております。

それでは皆さん本日も良い1日を。