こんにちは、S&Tの上村です。昨日はなぜか雨💦
近年は本当に変な天気です。だって、昔は私の地域はこの時期雨なんて降ることはなかったですから。温暖化でしょうかね。
お天気も悪いのでちょっとやりたかった『例のアレ』の展示替え。アイディアが湧いたので朝から1人でドタバタと頑張りました。😅
頑張った甲斐もあり、めっちゃカッコいい展示替えができました。😆
もちろん来ないとお見せできません。(笑)
すでにご覧になった方も楽しめると思います。ぜひ足を運んで下さい。
S&Tの展示はご自宅ですぐに真似できる展示となっていますので、ぜひパクって下さいね。(笑)
さて、11月20日にマウリツィオ・カテランの『Comedian』、通称バナナ(笑)が620万ドル(約9億6000万円)で落札されたのは記憶に新しいところ。
しかし、日本ではやはりその金額ばかりに注目され、その後の様子など全く報道されないですね。わかっていることとはいえ残念ですね。
CNNのニュースの切り抜きがあったので掲載しておきますね。
まだ若いビリオネアはちゃんとわかっていますね。素晴らしい。
それにしてもすごい値段のバナナです。(笑)
気になったニュースはちゃんと最後まで追っかけるようにするとさらに理解が深まります。日本ではどうしても表面的なものばかり見る人たちが多いんですが、それじゃつまらないでしょう?
ぜひトコトン追っかけてみて下さいね。さらなる深淵が見えてきちゃいます。
永遠に終わらない底なし沼へようこそ。(笑)
それでは本日の1品です。
ジグマー・ポルケは1941年東ドイツ(現・ポーランド)シュレージェン地方エルス生まれのアーティストです。1953年に西ドイツに亡命し、デュッセルドルフに移住。61〜67年までデュッセルドルフ美術アカデミーで絵画を習得し、ヨーゼフ・ボイスのクラスで学びました。
アメリカから西ドイツにもたらされたポップ・アートなどの影響を受けて、ドイツの美術が変化のただ中にあった60年代後半に、ゲルハルト・リヒターらとともに『資本主義リアリズム』を提唱します。ポルケはとくにドットの作品で知られ、模様がプリントされた布地の支持体や、温度などで変化する画材を使用したほか、透明なシートに重ね描きをすることで作品全体に歪みを生じさせるなどの実験的な制作によって独自の画風を確立。ポップ・アートの手法を皮肉を込めて踏襲しつつ、様々な素材や様式を自由に組み合わせ、印刷文化におけるイメージや絵画そのものについて再考することを試みました。
ポルケは、あらゆる素材を自由に使う手法から、“アートの錬金術師”とも呼ばれる異才の画家です。素材同士が化学反応を起こしたり、温度や湿度により変化する素材を用いて、時とともに画面の色合いが変化していく絵画も描いています。
1986年ヴェネツィア・ビエンナーレで金獅子賞を受賞した作品群もその一つで、ドイツ・ケルン郊外のアプタイベルク美術館に所蔵されています。ポルケ自身、色の変化のチェックのため、定期的に訪れていました。
2010年、6月11日、ケルンにて逝去しています。
『絵は化学物質や環境によって変わらなければなりません。作品に完成はなく、完成があるとすれば、それは作品が崩壊するときです』〜Sigmar Polke
もちろん『例のアレ』にも彼の作品は…。
それでは皆さん本日も良い1日を。