こんにちは。S&Tの上村です。つい先日パリでAndy Denzlerの個展が終わりましたが大盛況で相変わらず完売だったようですよ。相変わらずの人気で私も嬉しい限りです。🤗
そんな話をしていたところHermann Nitshの話題に。あまり馴染みのない方も多いかもしれませんが長い闘病の末に4月18日に享年83歳で亡くなりました。
https://www.youtube.com/watch?v=NdnnZJrQq-U
【Hermann Nitsch】
1938年、ウィーン生まれ。1950年台後半、「The Wiener Graphische Lehr-und Versuchanstalt」においてグラフィックアート の教育を受けた。当初はアクションペインティングへの傾倒を見せた が、1960年代、動物の臓物や死骸や血を用いた、過激なパフォーマン スアートを始める。 ニッチュはウィーン・アクショニストの一人として、伝統的な芸術ジャ ンル外での活動を目指したが、その過激さゆえに度々投獄され、裁判 沙汰となっています。 ニッチュはパフォーマンス中に、明るい赤や栗色、青白い灰色などの ペイントを叩きつけた抽象絵画を作成。この色彩は身体の切断を象徴 し、絵画作品としては制御された暴力という主題を表している。
1998年には作家自身がキャリアの頂点として語った、6日6晩にわたるアクション作品『6-Day Play』を発表しました。創世神話を題材に、3400ガロン以上のワイン、山のようなブドウやトマト、動物の死骸を用い、100名の美術学校の学生が参加した同作は「悪魔の見世物」とも批判され、動物愛護の観点でも大きな論争を巻き起こすなどしました。
彼の作品はニューヨーク近代美術館、ロンドンのテートギャラリーな どにコレクションされています。
ちょっと前からそろそろ危ないとは聞いていたのですが残念です。ご冥福を祈ります。
S&Tでも随分前にブログでご紹介したことがありますがちょっとグロテスクなのであまり人気はありませんでした。😅
しかし、亡くなるちょっと前から作品を管理しているところがしばらく販売はしないと言っていたので今後しばらくは作品の入手難しいかもしれませんね。
次に出てきた時の価格を聞くのが怖い。💦
皆さんも目をつけているアーティストがいると思いますが、もし購入する機会があれば逃さないで下さいね。じゃないとこういうこともあるので。
いつも言っていることですがアート作品は縁とタイミングですね。
S&Tもゆる〜くやっておりますので遠慮なくご連絡下さいね。ただし、予約が必要なのであらかじめご予約くださいね。🤗
出会いがここにもあるかもしれません。(笑)