こんにちは、S&Tの上村です。昨日オープンの京都市京セラ美術館の京都市美術館開館90周年記念展『村上隆 もののけ 京都』ですが、先着限定のトレカ目当ての転売ヤーが大量に出没しているようで全く作品を楽しめる状態じゃないようです。昨年のゴッホ美術館のピカチュウの展示を思い出しますね。

お金の匂いに集まってくるのでしょうが、それで純粋にアートを楽しもうとする人達を妨げるのはどうなんでしょうか?

美術館も少しそういう配布は考えた方がいいかもしれませんね。

間違いなく転売ヤー達はアートになんて見向きもしていないんでしょうから。

その証拠に、例えばうちで扱っているアーティストのマルティーヌ・グティエレスのトレカ配りますよ。なんて仮にあったとしたら転売ヤーはおそらく一人も来ないでしょう。だって誰もマルティーヌのことを知らないんですから。ま、そんなイベントはありませんが(笑)

また、施設周辺のゴミもすごいようです。タバコの吸い殻が散乱していたりととんでもない状態なようですよ。

京セラ美術館も散々なオープンでしたね。困ったものです。😤

ちなみに京セラ美術館のHPにはこんな注意書きが。

『村上隆展にご来場の皆様 徹夜でのご来館や場所取りはご遠慮いただいております。 また、当館スタッフの案内なく作られた待機列は、順番を保障するものではなく、トラブルについて一切の責任を負いません。ご了承ください。』

https://kyotocity-kyocera.museum

こんなことを書かないといけないなんてなんだか悲しいですね。まだ、ガラガラの美術展だけどいいものゆっくり見られるという時代の方が良かったですね。日本はとんでもない国になっちゃいました。

それにしてもただの美術展に徹夜の行列ってあまり聞いたことありませんね。村上隆さんはもはやアイドルか?(笑)

9月1日まで開催しているようなので、きちんと作品を楽しみたい方はこの騒動が落ち着いてから行ったほうが良いかもしれませんね。なんでそんなものに巻き込まれないといけないのか納得いかないですけどね。仕方ありません。😮‍💨

さて、そんな騒動とは一切無縁のS&Tはとんでもないことになっています。昨日遅れていた作品が全て到着し、すぐに額装に出しています。お披露目は額装が出来上がってからですが、皆さんより一足お先に作品の実物を拝見しましたが実に素晴らしい。うっとりしちゃいました。

私の役得ですので勘弁して下さいね。

早く皆さんにもご覧いただけるように額縁屋さんには急いでもらっています。

今回色々な意味ですごいのですが、その中の一つにAlex Katzの木版画があります。この木版画はサザビーズやクリスティーズなどのオークションにかけられる時には必ず刷り師の名前が書かれる刷り師さんに刷られています。何だか早口言葉みたいになっていますが。😅

実はこの刷り師さん私の知り合いなんですね。ちょっと自慢です。😆

これを仕入れる時に色々話をしながら現在の価格なんかもリサーチしていると、とんでもないことになっていました。

皆さんにそんな作品をお見せする機会ができたということは嬉しい限りです。

今は早く見せたいという一心です。もうしばらくお待ち下さいね。

それ以上はいつものようにひ・み・つ(笑)

いつも通り妄想膨らませて楽しんでおいて下さいね。🤗

先日もお伝えした通り1点May Stevensの作品が一足お先にお披露目していますが、こちらも実はとんでもないことが判明。作品見ながらお教えしますね。

これもいいんだよな〜。見た方はまだ数名ですが。

じっくり隅々まで見ることができるのもS&Tの利点。ただ単に知られていいないというのが真相ですが。(笑)

うちはそれで良いんです。わかる人だけが来ればいい。そんな場所を目指しています。

そんなS&Tに興味を持ったらまずはご連絡下さいね。完全予約制なのでフラッといらっしゃっても入れません。

そこだけがご不便かけます。🙇

最初はおっかなびっくりかと思いますが下手な美術館に行くより楽しめること請け合いです。😆

今年は特に初っ端からいつになく良作がたくさん入荷していますので一度ぜひご覧くださいね。

あっ!もちろん本当に芸術が好きな方のみですよ。転売ヤーはお断りです。

トレカないから来ないか。(笑)

それでは皆さん本日も良い1日を。