こんにちは、S&Tの上村です。今週は怒涛の1週間でした。自分で思った以上に疲れていたのか昨日は気がつくとスマホを握りしめ床に転がっていました。いい歳して何やってんでしょうね。😅

そして、昨日はウチのイベントから仲良くなったお客様がご来店。色々話をするとなんとS&Tのイベント『辺藝』から自分の人生を見つめ直しちゃったという事!!!

そんなの責任重大じゃないですか。それが良かったのか悪かったのかはその方のこれからの人生によるのでしょうが、S&Tではその責任はとりません(笑)

昨日は人生初だという高額な画集を購入して興奮したまま帰っていきました。

もちろん人生は人それぞれなので私は責任を持ちませんが、昨日そのお客様が買っていかれた画集には責任を持っています。

その画集、高額だけど安い。なぜってこの情報溢れる社会でなんでも調べられるじゃないですか。それでも決して見つけることなどできない画集なんですから。

自信を持って良いもの買いましたねと言えます。

本音を言うと売りたくなかった。(笑)

その方の記念の本だと言うことで大切に飾ってこれからの人生の励みにしていくと言うことです。

なんとも嬉しい話じゃないですか。🤗

これからの人生が自分らしくそして自由に生きられるように祈っています。

人生の数だけドラマがあるなんて言いますが、そんな人たちの人生のターニングポイントに出会うことができて私も幸せです。そして、何より楽しい。

私だけの人生では決して見ることができなかった人生のドラマも垣間見ることができる仕事ができていて本当に幸せな人間だなとつくづく思います。

そんな皆さんに感謝しないとバチが当たりますね。でも、また感謝セールしろよなんて言わないでくださいね。(笑)

と言うわけで本日の1品です。


Das Wochenendhaus from The Dymaxion Series, 2007
Matthew Day Jackson

16 prints including etching, archival inkjet, screenprint, lithographs & C-Print in colors, on Hahnemühle Copperplate, Durotone Newsprint Aged and photo paper(C-print mounted on board)
208.3 × 284.5 cm

Edition of 35 + 5AP

2日連続の登場です。Matthew Day JacksonのThe Dymaxion Seriesから。

皆さんはDymaxionという言葉は聞いたことがありますか?

ダイマクション (英: Dymaxion) は、「最小のもので最大を成す」という思想・理念を表すためにバックミンスター・フラーが造語した用語。 dynamic + maximum + tensionからきています。

フラーについて簡単に説明しておくと、フラーはその生涯を通して、人類の生存を持続可能なものとするための方法を探りつづけた人です。1960年代に「宇宙船地球号」という言葉を唱え、いち早く人類と地球との調和を説いた人です。

「宇宙船地球号」という言葉でピンときた方もいるかもしれませんね。

最近SDGsなんて言葉も当たり前になってきましたがこんなに前から提唱していた人もいるんですよね。フラーが早いのか、これまでほぼ変わらない世の中が遅いのか。

そんなことをMatthew Day Jacksonらしく表現した作品のシリーズの一つです。

人がすることはすべて、美しさと恐怖の両方をもたらす可能性があるという信念のもと制作している実に彼らしい作品と言えるんじゃないでしょうか?

彼の作品を見たことがある方ならよくわかると思いますが彼の作品は実に美しいんですよね。残念ながら画像では伝わりません。😅

ご興味ある方は遠慮なくお問い合わせ下さい。

それでは皆さん本日も良い1日を。