こんにちは、S&Tの上村です。昨日うちの嫁と話をしていてこんな話題に。

それが『文化庁が美術鑑定の事業者を認定へ 信頼高め、市場の活性化目指す』という話題。

私はずいぶん前に書いたつもりでいましたが、書いたと勘違いしているかもしれないので念の為書いておこうかなと思います。

ざっくりいうと近現代分野の美術品の鑑定について、信頼度の高い事業者を文化庁長官が認定する制度を始めるというもの。

この話題が出た時に何もわからない人達がまた勝手なことを始めたなと私は辟易としていました。

記事では『日本の美術鑑定は、美術商や鑑定士ら「精通者」が行ってきたが、適正な市場価値と比べて大きな差が生まれることがあった。不安定な市場を資産家らが避けてきたことなどから、世界の美術市場約650億ドルのうち、日本の占める割合は1%にとどまっているという試算もある。』と書いてあり、もっともらしいことを言っていますがだからと言ってこの美術鑑定の事業者認定が市場の透明性をもたらすなんて馬鹿げた考えです。

また、不安定な市場を資産家らが避けてきたことなどから、世界の美術市場約650億ドルのうち、日本の占める割合は1%にとどまっているという試算もあると何もわからない人ならもっともらしく聞こえるように謳っていますが、私から言わせればそんなことが原因じゃないんだと声を大にして言いたい!!!

昨今の日本の様々な対策と同じで目先だけで何かやっているアピールしているだけにしか私には見えませんね。💢

一応こんな意見公募もしていましたが、皆さんにも読んでほしいのでリンク貼っておきます。

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000273439

意見公募なんて『ちゃんと皆さんの意見聞いていますよ』的なポーズだけなんでしょうね。😤

きっと誰が何を言っても強行する気なんでしょうけれど、ますます日本の市場は荒れ、規模も縮小していくことでしょう。

根本的なことが何も解決しないので日本は衰退の一途を辿るのみ。

ま、S&Tはそもそも弱小なのであまり関係ないのですが、それでも多大な影響を受けることでしょう。不安と怒りしかありません。😰

書くと怒られそうですが、私はこの制度の実施には別の思惑があるんだと思っています。もちろん皆さんわかっているとは思いますが。

これで税金をたっぷりと取ってやろうという意思は明白です。今でも十分すぎるくらい取っているんですけどね。これ以上国民を苦しめて一体どうするんだ?

それもこれも利己主義的な発想の政治家が増えすぎた結果なのかもしれません。

結構デリケートな制度をシレッと無知な人間たちがやろうとしていることには憤りを通り越して呆れ返るばかりですね。

またか😮‍💨

ちょっと話は違いますが、物流・運送業界の「2024年問題」と似通った構図だなと思ってみています。

ついでに書いておくと先日私のところに来ていた運送会社の方と話をしていると某運送会社の一人勝ちだそうです。そこには数多の天下りの人間がいるそうです。

この話を聞いてまたかと思うと同時にあれだけ問題になった天下りもシレッと未だに横行しているんだなと驚きました。そして、そこが一人勝ちってね。言わずもがなですよね。💢

あくまで私見です。

これから日本のアート業界もますます混沌としてくることでしょう。

嘆いてばかりいても仕方ないので、とにかくS&Tではまだ見ぬ本物の芸術作品をより多くの人にご紹介していこうと心に決めております。

俄然やる気が湧いてきました。🤗

なんだか真面目に書きすぎました。😅

ということで最後にこの方のブログで大いに笑ってもらいましょう。😆

https://ameblo.jp/artony/entry-12846962273.html

それでは本日も皆さん良い1日を。