こんにちは、S&Tの上村です。昨日展示の入れ替えをと書きましたが勇み足でした。😅
なんと、絵がはみ出てしまってマットに隠れてしまいます。何ともバランスが悪く今の額装には入れられないということで急遽別のものを探しています。ですのでもうしばらくお待ちくださいね。🙇
S&Tでは皆さんのお家への飾り方のご参考になればと展示しておりますので、いろんなものをできる限り実生活に近い形での展示を心がけております。だから、作品だけでなく展示の参考になるようにと作品は飾るようにしております。
ま、ほとんどの人が作品に釘付けでそれどころじゃないようですが。(笑)
その1点以外はもちろん作品次々と入荷していますのでご安心下さいね。
もちろん飾り方のアドバイスはしますので遠慮なくご相談下さい。
そういえばつい先日Mel Bochner(メル・ボックナー)さんが亡くなりましたね。私は好きなアーティストの1人ですが残念です。
2月12日、84歳だったそうです。
彼は1960年代のコンセプチュアルアートの発展に重要な役割を果たし、その後半世紀にわたり、さまざまなメディアで不遜なユーモアを作品に取り入れてきました。
1966年に視覚芸術学校(SVA)で最初のコンセプチュアルアート展とされる「ワーキングドローイングと紙に描かれたその他の目に見えるもの、必ずしも芸術として見られることを意図していないもの」を企画しましたが、「おそらく最初の真にコンセプチュアルな展覧会」と評されました。
彼は1994年に行われたAAAとのオーラル・ヒストリー・インタビューで、コンセプチュアル・アートへのアプローチの原点についてこう語っています。
『幾何学の定理を証明するように、ちょっとしたドローイングを描いて、そのアイデアを証明したい。自分が何をしたいのかは明確ではなかったが、ミニマリズムはやりたくないということははっきりしていた。芸術の対象性には興味がなかった。アートの哲学的な性質に興味があったんだ』〜Mel Bochner
せっかくなのでメモリアルに画像も掲載しておきますね。


oil on velvet
174 x 121.9 cm inches (overall)

etching with acquatint
56.5 x 76.8cm(sheet)
edition of 20

at Peter Freeman Inc in 2022-23
Courtesy Peter Freeman Inc, New York/Paris
相変わらず日本では全く話題になっていないですね。😅
イヤになっちゃいます。💦
バ○○○○が死んだとかいうニュースだとやるんでしょうね。(笑)
ご冥福をお祈りします。
『一連の出来事を起こし、それがどこへ導くにせよ、その結末まで追いかけます。時にはそれは本当に興味深いものになることもあります。時には何も起こらないこともあります。実際に旅に出るまではわかりません。』〜Mel Bochner
それでは皆さん本日も良い1日を。