こんにちは。S&Tの上村です。イギリスのフィッツウィリアム美術館がこんなグリーティングカードを売り出しました。それが、これ!

19世紀の英画家ジョン・エバレット・ミレーの「花嫁介添人」になんとドレスと同じ柄のマスクを合わせて書き加えたもの。その他にも同館所蔵の名画の人物にマスクを描き加えてグリーティングカードにして売り出しています。

ちょっとカッコいい?そして、なんともこのコロナの状況にピッタリじゃないですか?

ちなみに元の絵がこちらです!

館長のルーク・サイソン氏は、名画に描かれた人物の印象がマスクで大きく変わり、互いにハグやキスであいさつできなくなった時代の変化も浮き彫りになると指摘。一方で『私たちは少なくとも一緒に笑い合うことができる。それは変わっていない。カードが少しでも慰めになれば』と話しているそうです。

元の名画と見比べて楽しむこともできる小洒落た企画ですね。^ ^

オンラインで購入できるので興味ある方は是非!

https://www.fitzwilliammuseumshop.co.uk/museum/fitzwilliam-masterpieces-2020/

それでは本日の1枚です。お問い合わせはS&Tまで?

Binkel, 1975/ ARNULF RAINER
Mixed media on photography mounted on aluminium
28 × 21 cm

ARNULF RAINERの作品です。彼は1929年オーストリア生まれの作家です。彼は、ドイツ語圏の最も重要な現代アーティストの1人です。彼は常に革新的であろうとしました。そのため彼はしばしば人々を怒らせます。特にウィーンの2つの美術アカデミーでは抵抗に直面し、結局アカデミーを去ることになります。

とにかくぶっ飛んでいる作家です。本日の作品は私が個人的に好きな作品の一つです。