こんにちは、S&Tの上村です。いや〜暑いですね。私は連日の暑さにノックダウンです。🫠
いい加減もう少し涼しくなってほしいですよね。
そんな時にはやっぱりホラーな話題がいいんじゃないでしょうか?
せっかくなの絵画にまつわる怪談を一つ。
皆さんは『The Hands Resist Him』という絵画にまつわるお話はご存知でしょうか?
この絵はビル・ストーナムが1972年に制作した絵画です。

Oil on stretched canvas
61 cm × 91 cm
絵画に描かれた少年の傍らにはまるで人形のような少女がたたずみ、背後のガラス扉には無数の手形がついています。1974年、作者のストーナムはこの作品をビバリーヒルズのファインガルテン・ギャラリーで展示しました。そこでロサンゼルス・タイムズ紙の美術評論家ヘンリー・セルディスの目に留まり、記事で紹介されます。
これがきっかけで『ゴットファーザー』で知られる俳優ジョン・マーレイがこの絵画を購入しました。ところが、なんとその後、セルディスが1978年に自宅で不審死し、ギャラリーのオーナーであるチャールズ・ファインガルテンが1981年、所有者のマーレイが1984年に立て続けに死去しました。
それから時は流れ、2000年、カリフォルニアの夫婦が絵画の新たな持ち主になりました。しかし、彼らも長くは所有できませんでした。
というのも夫婦の4歳の娘が、夜中に絵の子どもたちが部屋に入ってきて喧嘩していると言い始めます。父親は娘を安心させるためにモーションセンサー付きのカメラを部屋に設置しました。しかし、そこで彼は衝撃の光景を目にすることになります。そこには絵から這い出る少年の姿が映し出されていました。😱
夫婦はそれらの事情を添えて、絵画を開始価格199ドル(およそ2万円)でeBayに出品。5日間で3万回以上も閲覧される騒動になりました。結局この絵画はミシガン州のパーセプション・ギャラリーのオーナー、キム・スミスによって1025ドル(およそ4万円)で落札されました。
そんな背景を知ってから改めて作品を見てみるとより気持ち悪さが際立ちますね。
ストーナムはこの件で注目されたことがきっかけで、絵画の続きを制作するように依頼され元の絵画に描かれたものと同一の人物を同一の形式で描いています。少女の人形が人間に、少年が老人になる物語です。ストーナムのこの一連の絵画は彼のHPで見る事ができます。
https://stonehamstudios.com/haunted
この話もはや都市伝説となっているのでご存じの方も多いかもしれませんね。
芸術作品とホラーは相性が良いのでしょうか、そんな話がまことしやかに語られる作品も昔からたくさんありますね。
ちょっとは涼しくなりましたかね?
皆さんもこれだと思う話あればぜひ聞かせて下さいね。
こんなとんでもない猛暑も芸術でなんとか乗り切っていきましょう。
皆さんお身体ご自愛下さいね。
それでは皆さん本日も良い1日を。😱