こんにちは、S&Tの上村です。昨日は久しぶりにご来店のお客様と盛り上がりました。😆
久しぶりということでほぼ全ての作品が初めてご覧になる作品ばかりでじっくりと堪能して頂きました。一つ一つ丁寧に作品を見ているお客さんの姿を見て私も嬉しくなっちゃいました🤗
お客様もかなり癒されてお帰りになられた様子でした。
S&Tはちょっと時間を空けちゃうとガラッと様変わりしているので飽きないと言って頂けると私も頑張った甲斐があります。
これからも常に新鮮で面白い作品をお届けできるよう頑張ろうと思います。
さて、「瀬戸内国際芸術祭2025」も盛り上がっているようですが豊島で公開されている横尾忠則さんの『未完の足場』ちょっと見たいですね。

グッチとのコラボレーションで、グッチ銀座 ギャラリーでの展覧会「横尾忠則 未完の自画像 – 私への旅」と連動しているようですね。見るなら両方行かないといけませんね。😅
うまいこと作っていらっしゃる。(笑)
あー、やっぱり今年は「瀬戸内国際芸術祭2025」に1回は足を運びたいですね〜。もう行かれた方もたくさんいますよね。うらやましい。
まだS&Tで行ったという話聞いていないのでぜひ行った方はS&Tへお越しの際にそんな話を聞かせて下さいね。
あらかじめ言ってくれちゃうと思わずいつもより力の入った展示になるかもしれませんよ。(笑)
というわけで本日の1品です。

Screenprint
70 x 49.5 cm
edition of 70
現在S&Tでも展示中のこの作品、ご覧になった方もたくさんいらっしゃるかもしれませんね。こちらはMoMAにも収蔵されているSigmar Polkeの作品です。
この作品全体の図柄を見た時に何かと似ていると思いませんか?
私はこの作品を見た時に真っ先に思い浮かんだのがQRコード。
でも、この作品は1998年の作品なんですよね。思わずQRコードについて調べると1994年にQRコードは開発されたそうです。しかし、実際に普及するのは2000年以降ということ。
謎だなと思いながらも、“アートの錬金術師”と言われるポルケなら知っていてもおかしくないかもななんて思っていました。
しかし、タイトルを見るとHallucieと書いているじゃないですか。これもあんまり見たことがない単語だなと思って調べるとこんな結果が。
色々調べると2023年の今年の単語の「ハルシネート(hallucinate)」という単語に行き着きます。
hallucination「幻覚を見る」という意味の動詞なんですが、この言葉
『AIが実際には存在しない情報や事実を生成し、出力してしまう現象をさす。』
という意味で使われるんですね。
それこそこの言葉1998年にはあったのか???
なんとも不思議な偶然に思わず『これは芸術か?予言か?』なんてミステリアスな気分になった1品です。
やっぱり芸術って面白いですよね。
ご興味ある方はS&Tへお越し下さい。
それでは皆さん本日も良い1日を。