こんにちは、S&Tの上村です。昨日、メイ・スティーブンスの作品がまもなく到着しますなんて言っていた矢先に到着しました〜😆
私も初お目見えの作品だったので楽しみにしていたのですが、やっぱりいい!!!
テンション爆上がりです。
『いつもじゃん!』と突っ込まれそうですね。(笑)
それだけ感動させてくれる作品たちをゲットしているということだと思ってご勘弁を。😅
小さいのと大きいのと2点入荷していますのでぜひご覧下さい。
さて、今月11日まで開催されていたKYOTOGRAPHIE京都国際写真祭ですが、過去最多の来場者数を記録したようです。すごいですね。全く関係ない私も嬉しくなっちゃう報告でした。
S&Tでも便乗して写真作品を展示しておりましたがこちらも大好評でした。自分で言うのも何ですがいい展示でした。(笑)
ちょっと面白い発見もあったので一部展示延長しております。こちらはもっとたくさんの人にご覧いただきたいなと思っています。
また、前述のメイ・スティーブンスの作品も本日から展示してます。\(^o^)/
最近は口癖のように言っていますが『高いけど、安い。』(笑)
そんなことより何より、やっぱり欲しくなっちゃうような作品ばかりです。
欲しくなっちゃうのが嫌な方は来ないほうがいいかもしれません。(笑)
覚悟してご来店下さい。
冗談は抜きに多くの方に見て頂きたいなと思います。
あっ!
初めての方にご注意ですが、完全予約制なので予約は必須です。
このハードルを越えた方にだけ至福の時をお約束します。(笑)
自分でハードル高くしちゃいましたかね。😅
百聞は一見に如かず。騙されたと思って足を運んでみて下さいね。
というわけで本日の1品です。

Dye sublimation print on aluminum
125.7 x 83.8 cm
Edition of 5, with 2 APs

Dye sublimation print on aluminum
125.7 x 83.8 cm
Edition of 5, with 2 APs

本日の1品と言いながら2点掲載しちゃっていますが、一番下の画像のように2枚並べて飾りたい作品ですね。😆
Roe Ethridgeはポストモダニズムの商業写真家および芸術写真家で、写真の可塑性、つまり写真がいかに簡単に複製され、組み換えられて新しい視覚体験を生み出すかという研究で知られています。彼はすでに公開されている画像を採用して現実の新しい彫刻的なシミュレーションを加えたり、あるいは古典的な構成を高度に様式化したバージョンを作成したりします。たとえば、Vice 誌の表紙に登場したカビの生えた果物のボウルの静物画や、意外な要素のある風景画や肖像画などです。2008 年のホイットニー ビエンナーレに参加して以来、彼の作品は、ニューヨーク近代美術館、ボストン現代美術館、ロサンゼルス現代美術館、テート モダンなど、いくつかの主要な公立美術館に収蔵されています。2010 年には、彼の作品が MoMA の 25 周年記念ニュー フォトグラフィー展に展示されました。
彼は、広告分野のコマーシャル・フォトグラファーとしての経験から、アーティストとしての仕事を発展させ、これらの設定を、もはや広告という虚構の世界に焦点を当てるのではなく、それを内側から見つめる参照枠として遊び心たっぷりに使っています。セッティング(またはセッティングの一部)が主人公となり、登場人物は現実のペルソナとして演じます。
また、広告や商業的なディスプレイを、ウォーカー・エヴァンスや後期ポップ・アートの伝統にのっとり、オブジェとしての性格を与えたり、文明の痕跡として捉えたりするような率直さで、シンプルに描写する写真も制作しています。彼は、意図的に不正確な色彩でさえも、現代の西洋文化に対する遊び心に満ちた批評として展開できるほど、ありふれた技術的・芸術的媒体としての写真を提示することで、現代の時事的な問題として、高尚と低俗、現実と虚構の間の抑圧的な狭間に取り組んでいます。
ウィリアム・エグルストンの言葉を借りれば、エスリッジは「完成したものと戦っている」と述べています。
エスリッジの作品は、シカゴ美術館、ピッツバーグのカーネギー美術館、ボストン現代美術館、ロサンゼルス郡立美術館、ニューヨークのメトロポリタン美術館、ニューヨーク近代美術館、サンフランシスコ近代美術館、ゲントのS.M.A.K.、ニューヨークのソロモン・R・グッゲンハイム美術館、ロンドンのテート・モダン、ミネアポリスのウォーカー・アート・センター、ニューヨークのホイットニー美術館などのパーマネントコレクションに収蔵されています。
彼の作品をご覧になりたい方はS&Tへお越し下さい。実は現在1点あります。
それでは皆さん本日も良い1日を。