こんにちは。S&Tの上村です。5月にウォーホルのマリリンがオークションにかけられますがその予想落札価格はおよそ240億円!!!!

世界は様々な課題を抱えていますがアート市場は絶好調ですね。🤗

それにしてもここのところのウォーホルの値上がりもすごいですね。オークションで見ない時がないほど必ず出てきますがその価格は驚きです。エディションも250あるものでも3000万円くらい平気でしちゃいます。😅

思えば30ん年前ギャラリーに勤務していた時は毎朝出社すればウォーホルが壁にたくさんかけてあり眺めていたものでした。タダでそんな作品を毎日見れるのですから今考えれば非常に良い環境ですよね。

当時でも100万円くらいしていたと思いますが新入社員の私は『高いなぁ〜。俺には買えないなぁ。』なんてボンヤリ眺めていました。タイムマシンがあるなら『のんびり見ていないで借金して買え。』と自分に言いたい。(笑)

もちろんマリリンなんかもありましたよ。😓

アートコレクター歴が長ければ長いほど、そんな後悔をした経験があるんじゃないでしょうか?

みなさんはいかがですか?

ま、そんな話で盛り上がるのもアートコレクションの楽しみの一つであることは間違いないんですが。色々な方とそんな話をすると結構面白いですよ。

だいたいは成功体験より失敗談の方が面白がられます。(笑)

後悔しないように教訓としてこんな話も覚えておくといいかもしれませんね。そして、購入するかどうか悩んだ時は思い出して下さいね。

というわけで本日の1品です。

Twiddlebug, 2016 / Dan Jackson
Oil on linen on panel
30 x 30 in

Dan Jacksonは1938年生まれのアーティストでした。残念ながら1995年に亡くなっています。

彼の作品はおもちゃ、陶器の置物、キャンディー、果物、花などの日常生活のオブジェクトを特徴としています。 静物画家は伝統的に主題を理想化したり、オランダやフランドルの静物画やヴァニタス絵画などの特別な意味を吹き込んだりしてきましたが、ジャクソンは長い間西洋を支えてきた観客の慣習を不安定にしようと試みました。

最初見た時はビニールのおもちゃを写真に撮った作品だと思いましたが油彩でした。😅

なかなか面白いアーティストですね。